グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

ポンペイ展に行きました

2010年04月04日 | 日記
先日横浜美術館を訪れポンペイ展を観た。
ポンペイについては一つ思い出がある。
30年ほど前、イタリアを旅行した際ポンペイも訪問予定地の一つであったがローマからの南下の途中ナポリでウロウロしているうちに思いの外時間を消費しやむなくポンペイ行きを断念したことがあった。
以来ポンペイとは全く接点がなくこの日を迎えた。
ポンペイ展の感想をいくつか・・・。
一つは来場客の多さであった。
春休みとはいえ平日の開場直後にもう人だかりができる状態で歴史ファン、美術ファンの層の厚さを実感した。
二番目には当時の文化度の高さである。
紀元前すでに高度な美術・工芸作品のみならず精緻な医療器具まで作られていたことに驚く。富裕層住宅のバスルームまで展示があったが果たしてわが国ではどうだったのか興味をそそられる点ではある。
また発掘時期が比較的新しく(正確な時期は失念したが)「なんと長い間火山灰に埋もれていたことか」に感動とロマンを感じるものである。日本でも古墳が最近になって発見されることもあるが人口1~2万人の街があのような状態で眠っているなんて考えられない・・・。
ともあれ30年越しの夢がある程度実現した。
もっともますます現地を観てみたいという気持ちが高まってきたが。(笑)