グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

気になる日本経済の行方

2010年04月29日 | 日記
一昨日このブログで空港問題について指摘したところ昨日待っていたようにJALの路線廃止計画が発表された。
国内30路線、国際15路線を年度内に廃止するとのことだが関係自治体の心中は穏やかではない。
政治力を駆使して取り付けた就航は別の政治力によって取り上げられるということか。
それよりも驚いたことは「グランドプリンスホテル赤坂(旧赤坂プリンスホテル)」廃業の知らせであった。
年度末には営業を終了し新館、別館とも取り壊すようだが何度も利用したことのあるあの40階建てのタワーが消えてなくなる姿をまだ想像できない。
そして連日話題を提供している事業仕分け会議でも「事業の廃止」の文字が踊った。
無駄の排除に全く異存はないが困惑する説明者の表情は終息の苦悩と影響の大きさをしのばせる。
日本経済の確たる成長戦略が見えないまま事業の廃止プランだけが次から次へと明らかになっている。
本当に日本を年率2%の成長軌道に乗せられるのか、鳩山政権の責任は大きい。