グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

耳を疑う官房長官発言

2010年12月15日 | 日記
最近の官房長官発言にはあきれてモノもいえない。
(県外移設派が知事選を制した)沖縄県に対し手ぶらで「普天間基地の辺野古移転を甘受してもらう」とはあまりに無神経である。
「基地負担軽減策」や「経済振興策」を十二分に準備しそれと引き換えに県内存続に理解を求めるのが筋だ。
これでは首相の沖縄訪問の地ならしどころか事態を一層悪化させてしまったといえよう。
官房長官問責決議に対するその後の対応にも問題ありだ。
「誰も直接(官房長官を)止めろと云ってこないから・・・。」と抗弁するが問責決議可決の持つ意味を分かっていない。
ただ居直るだけでは火に油を注ぐだけである。
「暴力装置」発言もそうだが失言は撤回すれば済むというものではない。
修復は不可能もしくはとてつもない時間と努力を要するものである。