グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

難航する連立政権パートナー探し

2010年12月27日 | 日記
民主党単独政権の拙劣さは覆い隠しようがなくなってきた。
いまだに場当たり的で国の姿も方向も定まらない。
その上にあの「ねじれ現象」である。
かような状況の下で連立政権再構築に向けた動きが生まれるのはごく自然の成行きだろう。
だがここでも迷走があるように思う。
何か民主党は誰彼なく秋波を送っているように見えるのだ。
社民党、公明党、たち上がれ日本、・・・
連立パートナーとなれば最低限基本政策合意が要るだろう。
社民党などとは普天間移設問題、法人税減税などであれだけ主張に開きがあれば元々連立パートナー足りえない。
連立政権再構築を目指す民主党は明確な基本政策(マニフェスト見直しを含め)を確立することが先決である。
そうはいっても基本政策で全て合意を得られるパートナーを見つけることは極めて困難だろう。
もしそれが可能であれば疾うに合流しているハズだから。
ただ政策ごとに合意をとるパーシャル連合なら十分見通しがある。
どんな政党も政策を実現する使命と期待を背負っているのだから。