グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

自民党の反転攻勢はあるか

2011年01月07日 | 日記
政府・民主党の迷走ぶりは見ての通りだがそれにしては野党第一党の自民党も攻め切れていない。
自民党の最近の行動といえば政府の失政や民主党内紛の非難・追及だけが目立ち、肝心の「何をどうやりたいか」については与党同様一向に見えてこない。
官房長官や国交相をそのポストから追い落とすことだけが野党第一党の役割ではないだろう。
疑惑を持たれている政治家をお白州に引っ張り出すだけで全てことが済むわけでもない。
自民党はいたずらに審議拒否カードを振りかざすのではなく喫緊の課題について自ら政策を上程していくくらいの度量が欲しい。
今のままではたとえ与党が支持率を下げたとしても自民党には回らず「支持政党なし派」を増やすだけである。
そして自民党に政権は戻ってこない。
自民党の反転攻勢があるとすればそれは国会運営協力のその先にあるのではないか。