グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相施政方針演説に思う

2011年01月24日 | 日記
本日第177通常国会開会にあたり首相の施政方針演説があった。
その全文が夕刊に掲載されていたのであらためて目を通してみたがいやはや素晴らしい出来である。
美辞麗句満載で自身の厚生相時代の実績もさりげなく盛り込まれている。
方針通りの政治が施されれば演説の中にある「最小不幸社会」どころか「最大幸福社会」が実現するのではないか。
決して揶揄するつもりはない。
キチンと実行していただきたいと思うばかりである、それもスピード感を持って・・・。
ただ野党幹部の言動を耳にする限りその実行は容易ではなさそうだ。
曰く「解散総選挙に追い込む」だの「変節を正す」だの全く話にならない。
政府・民主党は譲歩の応じる用意があるといっているのだからここは一先ず対案をぶつけていくべきではないか。
それが国民を思う政党の所作だろう。
名を捨て実をとることこそ政権奪回の早道だと思うがそうはならないだろうか。
政府・民主党にもまだ僅かだが生き伸びる可能性が残っている。

法科大学院実態調査開始に思う

2011年01月24日 | 日記
総務省が行政評価の一環として4月から法科大学院の実態調査を実施するようだ。
法科大学院制度については法曹人口の拡大を目指し鳴り物入りでスタートしたが当初から乱立気味で行く末を案じていた。
日本は米国に比べ弁護士数が人口比で半分以下というのが本制度の背景にあったようだが知り合いの弁護士によれば日本には米国にはない司法書士、行政書士制度がありこれを勘案すると決してトータル数は少くないとのことだ。
現に最近では司法試験にパスしても就職難と聞く。
こんな状況では法科大学院の淘汰も止むを得まい。
本制度に踊ったもの、踊らされたものは少なくないだろうしその代償を思うと心痛むが総務省はキチンと調査し法務省、文部科学省に然るべき対応を促していただきたい。
これ以上キズを広げないために・・・。