家電量販業界の再編動向に思う

今朝の日経新聞朝刊によれば家電量販業界トップのヤマダ電機が福岡のベスト電器を買収するとのことだ。
一瞬脳裏をよぎったのが先月の業界7位コジマのビックカメラ傘下入りだったが今回は業界トップが再編劇の主役だ。
家電販売業界もいよいよ本格的な寡占化時代に入ったのかもしれない。
家電メーカーはこのところパナソニックといい、ソニーといい、シャープといい惨憺たる状態が続いているが販売業界がその影響を受けないわけはないだろう。
果たして再編劇を通して販売業界はどんな方向に向かうのか。
常識的に見れば近接店舗の整理統合による効率化、共同仕入れによるメーカーとの価格交渉力向上、物流・サービス網の共同利用などだろうが
パイの拡大につながる積極策も欲しいところだ。
ソーラーでもよい、スマート何とかでもよい、とにかく新マーケットの開拓に取組み縮小再生産にならないよう暴れて欲しいと思っている。