グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

JAL再上場の動きに思う

2012年07月30日 | 日記
極度の経営悪化から公的資金の導入して経営再建中のJALが業績急回復、早くも株式再上場の動きがあるという。
かってのナショナル・フラッグ・キャリアだから対面上一定の体裁を整えるのも重要だがあまりに早すぎないかという気がしてならない。
果たして同社は1兆円とも言われる導入公的資金のうちいかほどを返済したのだろうか。
営業利益2000億円を計上したというがそれでも法人税は当分免除というのも理解に苦しむ。
公的資金は基本的には全額返済するべきものだろう。
法人税だって利益を出せば当該期に納税すべきだ。
経営の自由度を取り戻せる株式上場はキチンと民間企業の義務が果たせるようになってからでも遅くない。
今のままでは同業他社との不公平感が払拭しきれないと思うのである。