グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

製造業従事者1,000万人割れに思う

2013年02月02日 | 日記
我が国の製造業従事者がついに1,000万人を割って998万人になってしまったようだ。
文明が高度化するにつれ産業構造が一次産業→二次産業→三次産業にシフトしていくことはよく知られているがたかだか20年ほど前には1600万人以上いた従事者がなんと40%減とは・・・。
以前製造業に在籍していた筆者にとって本当に隔世の感を禁じ得ない。
無論従事者減少の理由は文明の高度化だけではない。
為替レートの動向(直近では些か円安に振れてきてはいるが)や近隣海外諸国との労働賃金格差、国内需要の縮小など多くの要因が絡んでいるだろう。
変化があまりに急なため労働需給などいろんなところで軋みが生じているようだ。
ソフトランディングのためにも政治に期待するところ大である。
海外勤務者についてもこの際情報なり統計なりをもう少し整備した方がよい。