グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

希少動物に関する不正取引の罰則強化に思う

2013年02月07日 | 日記
このたび政府は希少動物に関する不正取引の罰則強化を決めたようである。
希少取引の不正取引によって得られる不正利得が罰則金額よりも多いようでは不正撲滅など望むべくもない。
この点で今回の罰則強化は諸手を挙げて賛成である。
そこで思うのは同様のことが他の分野でも一杯あるのではないかということである。
たとえば経済詐欺罪だ。
あくどい騙しで不正に金銭を詐取し不正蓄財し万一摘発を受けても一定の懲役で済んでしまう、その後は他人名義で残しておいた不正蓄財分でぬくぬく強欲を満たす生活を送るなどということがありはしないか。
こんな不正を許す社会は決していい社会とは言えないだろう。
あらゆる経済詐欺罪はまずは加害者に一生かけてでも被害者への全額弁済を義務付けるべきだと思うのだ。
懲役刑は二の次だ。