グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

20年五輪のレスリング種目除外問題に思う

2013年02月16日 | 日記
まさかあんな方法で五輪開催種目の変更が検討されるとは思わなかった。
ロビー活動といえばすぐ米国のワシントンDCを連想するがスイスのローザンヌも似たようなものか。
日本レスリング連盟も油断していたと述懐していたくらいだ。
そもそもレスリング競技はグレコローマン(ギリシャローマ)スタイルの名が残っているようにアテネを発祥地とする近代オリンピックでは保守本流のはずだがそれがなくなるようではもうオリンピックではない。
IOCでは「人気や国際性などを勘案して…」などと言っているが伝統や歴史こそ重要ではないだろうか。
もし開催種目を限定するならばまず開催地特例で行われる種目こそ当該大会だけにとどめるべきだと思う。
東京大会での柔道やソウル大会でのテコンドなどがそれに該当する。
開催地に花を持たせるのであれば当該大会だけに限定すればいい。
さもなくば実施種目数は際限なく増えていくだろうし今回のような愚行も必然的に起こりうる。