グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

テレビ放送開始60周年に思う

2013年02月25日 | 日記
1953年に我が国でテレビ放送が開始されてちょうど60年になる。
その間テレビ放送は放送の24時間化、カラー化、ハイビジョン化、3D化(これは一部で不発だったと囁かれているが)、双方向化など数々の進化を遂げ今日にいたっている
最近は専ら4Kが話題だが果たしてどうなることか、精細度について視聴者はもしかしたら今のハイビジョンで満足しているのかもしれないと思うからだ。
それよりも問題はソフトの方だ。
昨日の日経新聞で某脚本家が「テレビが視聴者の『考慮する視聴』を奪ってきたことを改めて認識し茫然とした。」と書いていた。
全く同感である。
同時にその昔さる社会評論家が「国民の一億総白痴化」(今となってはやや不適切な表現か?)という言葉を残していたことを思い出した。
テレビ制作関係者は金儲けだけを考えて視聴者やスポンサー企業に阿ることなく今一度「テレビ文化とは何か」を考え直してほしいものだ。