新しい経団連会長が内定した。
経団連会長ポストといえば以前は「東電や製鉄会社の指定席かよぉ」と冷めた目で傍観していたものだがやっぱり時代の流れはあるものだ。
その後自動車メーカーや電機メーカーなどアセンブリ企業が踏襲してきたが現在はなんと化学会社の代表者が会長職を務めている。
そしてこのたび新会長に選出されたのは昔風に言えば化繊会社・東レの会長だった。
とはいえ同会長は東レの中で(伝統的な繊維事業ではなく)新素材事業を担ってきたのでニュービジネスの旗手と言ってもいいかもしれない。
産業構造の変化に合わせ経団連も変わっていく必要がある。
新会長にはぜひとも時代の流れに即した、一歩先を睨んだ旗振りを期待したい。
ネット関連企業群の取り込み・融和も大きなテーマだ。