セブン&アイとサントリーがこのたび共同開発した缶コーヒー「セブン・プレミアム×サントリーBOSS」は果たしてPB 商品なのか、それともメーカー・ブランド商品なのだろうか。
従来の常識からすればPB商品はメーカー名は伏せられるのが通例だった。
もしメーカー名が明らかになれば安売りイメージが定着しメーカーブランド商品にマイナス効果が働くというのが定説だった。
とすれば今回の試みはサントリーにとってマイナスにはならないのだろうか。
セブン&アイにとっては高品質と割安感の両方を手にするため不満はなかろうが・・・(笑)。
そういえば最近PB商品の中に割安ではないむしろ高級感をうたったジャンルが生まれている。
今回の共同ブランドの一部になっているセブン・プレミアムもその一つだ。
そして今回の商品は名称はプレミアムを冠しながら価格は通常PB並みの100円なのだがここがサントリーが譲歩したミソなのかもしれない。
いずれにせよコーヒー飲料業界はコンビニの新規参入以来激変のまっただ中だ。