グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

読売ジャイアンツの松井監督正式要請に思う

2014年01月17日 | 日記

読売ジャイアンツが同チームOBの松井秀喜氏に対し将来の監督就任を正式に要請したとのことだ。

同氏の巨人軍や米大リーグでのプレー実績は今更云うまでもないし人柄も円満でケチのつけようもないがただコーチなど指導者としての経験や評論家としての実績が全くないままでの監督就任は些か早計なような気がする。

それに現職である原監督も後継者がほぼ決まってしまうわけだから何やら交代を迫られているようで落ちつかないではないか。

どうして球団側はこれほど急ぐのか。

他チームに奪われるとでも思ったのだろうか。

原監督に何らかのプレッシャーをかけようとでも考えたのだろうか。

もう少し世論を醸成していったらどうかと思うのだが・・・、これでは企業に例にとれば現社長の任期がまだ十分あるのに次期社長人事を公表するようなものだ。

当の松井氏自身はどんな気持ちで要請を受け止めたのだろう。

 

 

 

 


日銀札幌支店長の北海道経済絶好調発言に思う

2014年01月17日 | 日記

昨日のテレビニュースで日銀札幌支店長が「北海道経済が絶好調だ」と言っていたのにはわが耳を疑った。

何と前回も「絶好調」とコメントしていたのだが今回はそれ以上だという。

絶好調の主役は観光業と聞いてつい連想してしまったのがあのJR北海道の惨状なのだがどうもうまく結びつかない。

観光産業が好調であればそれを下支えする鉄道業も潤い経営もうまく回転すると思うのだがつい先日も同社元社長で現相談役が遺体で発見された。

同社の経営難を苦にした自裁とみられているが2011年にも当時の社長が同じ理由で世を去っている。

一体同社には何が横たわっているだろう。

長年に亘り保線部門の検査データが改ざんされていたなどと聞くとまるで鉄道業の体をなしていない。

国交省も大きな荷物を抱え込んだ。

とても観光業の好調さに酔いしれている場合ではない。