グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

百貨店の偽ブランド商品販売に思う

2014年01月23日 | 日記

我が国を代表する百貨店8店が同一業者を経由して偽ブランド商品の販売していた疑いが判明しそれぞれが自主回収を始めた。

大手百貨店の取引先チェックはこれほど杜撰だったのかと愕然たる思いだ。

つい先日テナントであるレストランなどの食材偽装表示が問題になったばかりだが今回の出来事とはもっと重症だ。

「催事場は業者任せ」とは一体なんということだろう。

百貨店の先がけとされる越後屋呉服店は日本初の正札販売を始めたことで知られているが今は百貨店全体がフロア賃貸業になったと揶揄される始末だ。

とても小売業などと胸を張って言えないだろう。

もし「人手がないから」と弁解するのであればある意味で病根はJR北海道と同じではないか。

小売業の原点である「信頼」「信用」が忘れ去られてしまったとすれば退場しかないと思う。