IOC会長の苦言を受け尻に火が付いた格好の新国立競技場の費用負担問題だがどう落着するのだろう。
テレビ報道では文科相が「私が腹をくくって話をつける」と豪語していたのだがそのシナリオがこれから法整備して東京都にも分担させるとしたらいささかガッカリである。
法整備が先にあってそれに沿って交渉を進めるというのなら分かるが話が揉めてから都合のいいように法律を作るなどは騙し討ちに近い。
これではまるで後出しジャンケンだと思う。
どうしても予算が足らなけれ某建築家の申し出などを素直に受けデザイン変更やコスト削減をやったらどうだろう。
今や国の威信やメンツなどに拘っている時代ではない。
期間的にもまだ十分間に合うだろう。
変に不足額の押し付け合戦をやるよりこちらの方がはるかにスマートだ。