北本市の公立中学校が給食費を3か月以上滞納している家庭の生徒に給食提供を停止することを決めた。
このニュースを聞いた瞬間思わず貧困家庭のために給食提供停止となる生徒に同情してしまったがどうも実態は正しくないらしい。
各中学校が本方針を当該家庭に通告したところ大半の家庭は月4500円の給食費支払いに応じたという。
何と不払いの理由は貧富の格差だけではなかった。
「払わなければそれで何とかなる」という身勝手な論理も多分にあったようだ。
日本人はいつからこんなモラルや品性を欠く人種に成り下がってしまったのだろうか。
こんな措置で簡単に効果が見込めるのであれば給食費以外でもあらゆる面で厳正対応が求められよう。
本当に残念なことだが厳正対応はそれなりの意義がある。
話は飛躍するが義務教育期間中の子育てコストの公費負担は無理なことだろうかと思うことがある。
予算の問題はあるだろうが児童・生徒の医療費の全額公費となる自治体もあると聞く。
掛け声だけで少子化問題は解決しない。
もう国政の出番だと思うが如何だろう?