国会が(この24日までだった)会期を何と95日延長を決めた。
95日の延長など今まで聞いたことがない。
筆者なかねがね「国会に会期は必要ない。国民のため365日働くべき。」との考えなのだがそれにしてもこれほどの期間延長には驚いた。
背景は言うまでもなく安保関連法案の強行採決回避と成立必達だろう。
米国議会で「夏までに成立させる」と約束した首相に都って9月下旬までの会期延長は相当な譲歩だが昨今の審議情勢からしてやむを得ない。
野党にとっては存在感をアピールするいいチャンスだ。
場合によっては期間延長でも決着がつかないこともあるかもしれない。
それほど大きな転換点なのである。
「憲法改正が先だ」という意見が全国津々浦々に沸き起こる可能性もある。