グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

甘利氏の党三役断念に思う

2017年08月02日 | 日記
首相が今般の内閣・党三役人事で構想にあった甘利前経財相の党三役起用を断念したとのことだ。
以前のような一強体制が続いていればこんなことはなかっただろう。
時の流れを感じさせるに十分なニュースだった。
続いて頭をよぎったのが来年任期を迎える日銀総裁人事だった。
総裁は相変わらずインフレターゲット2%を目標に超低金利政策を維持しているが任期中の目標達成は絶望だ。
それにしてもマイナス金利の採用に加えETF買い入れの持続はその副作用が心配だ。
いつかは方針の変更が必要だが何時誰がどのようにその任に当たるのか?
もう一つ金融政策を超えた経済成長政策が不可欠だ。
今の政権下でそんなことができるのか。
政権幹部がアベノミクスについて「道半ば」と評し始めてからもう随分年月が経つ。
今から急に夢物語が実現するとは思えない。
ソフトランディングはなかなかの難問だ。
出でよ、新日銀総裁、新経済財政・再生相、そして新首相か・・・。