グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

CDMO(Chief Digital Marketing Officer)の台頭に思う

2017年08月11日 | 日記
近頃いくつかの企業でCDMOなる職制が表れているようである。
CEOやCOOなど企業の最高執行責任者に用いられていた呼称が専門分野ごとに特化されCIOやCTO、CFOなどがポピュラーになりつつあるがCDMOはそのうちの新種のものと言っていいだろう。
ITがいろんな分野で活用されていく中で企業は社外に目を向け自社の営業活動に結び付けていくことが重要になってきている。
このための戦略を担うのがCDMOである。
一例だが金融機関であればフィンテックへの対応などが考えられる。
メーカーであればIOT(Internet Of Things)がこれに該当するのかもしれない。
小売りやサービス事業であればSNSとどのような接点を持つのかがきわめて今日的な経営課題の一つになっている。
自治体だって住民を顧客としてとらえ情報サービスを深化させなければ今後の発展はあり得ない。
CDMOはCIO(Chief Information Officer)と混同されそうだが同じ「情報」を取り扱っていても外向き、内向きの違いは大きい。
両者は役割を明確に分けるべきだ。