グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

就活費用一人平均15万円超に思う

2014年11月05日 | 日記

先日新聞を見ていてある記事が目に留まった。

それは就活費用として一人平均15万円超掛かっているというものだ。

しかもその約半分が交通費だという。

就活に企業との接点は不可欠だがそのための交通費は求職学生の自腹なのだろうか。

確か筆者の場合は大学のあった名古屋から採用面接のため上京した場合の交通費は全額企業側で負担してくれたと記憶しているがいつの間にかこの「常識」が変わってしまっていたのだろうか?(さらに言えば日当や宿泊費まで支給してもらったような気がしているが・・・)

もし企業側が採用選考に伴う学生諸君の交通費は自己負担が当然と考えているのであればこれはあらためた方がいいのではないか。

正社員であれば数十年に長きに亘る買い物なのだ。

一定の採用コストはかけるべきだろう。

その方が採用側にも身が入るというものだ。

日当目当ての志願者は面接選考以前にフルイにかければいいと思う。

それすら見抜けないようではもはや採用のプロとは言えない。

 

 


暫しアメリカ気分に浸る

2014年11月03日 | 日記

かねてより横須賀在住米国人から紹介されていた市内のアメリカ南部料理レストランに行ってみた。

レストランは市内のほぼ中心にあるが(教会だった建物を改装してレストランを作ったようで)外観はあまり目立たない。

入ってみて2階のホールに案内されたのだがそこはまさに米国だった。

客もウェイターも全て外国人、店内に流れるTV放送はアメフトの実況中継だ。

注文したのはケイジャン料理定番のレッドビーンズ・ライスとガンボスープだったが運悪く後者は準備できないとのことだったのでやむなくシュリンプ・シチューにした。

これがまたなんともスパイシー、料理の熱さ以上に口がハアハア・・・。(笑)

しかしこれもアメリカ気分の一要素だと思い直し存分に満喫することにした。

結局アメリカ疑似体験は1時間ほどで終わったがほどよい気分転換だった。

ちなみにレストランの店名はNawlins、南部の大都市「New Orleans」を現地風に発音したものだそうである。


突然の日銀金融緩和発表に思う

2014年11月01日 | 日記

昨日の日銀の追加緩和発表には驚いた。

米FRBがQE終了を告げ「次はいつ利上げか」と思われた矢先のことだけになおさらである。

さらに政策委員会メンバーの賛否も5(賛成):4(反対)とギリギリでしかも総裁・副総裁(2名)を除くとと2:4で賛否は逆転する。

総裁の強いリーダーシップといえば聞こえはいいが相当焦りが感じられるように思う。

氏の「できることは何でもやる」という言葉は副作用を生まないのだろか、些か心配になる。

そもそもデフレもインフレも大急ぎでやるものではない。

物価上昇の鈍化懸念という言葉もどうもピンとこない。

「ゆっくり」でもいいのではないか。

はたまた本当に物価上昇が国民の多くの賃上げを先導するのだろうか。

今回の緩和策は政権が直面する消費増税問題との関わりがあるのだろうが無理がたたれば必ず反動が出てくる。

消費増税ももっと自然体で考えるべきだろう。

 

 


ソフトバンク・ホークスの日本シリーズ制覇と秋山監督の勇退に思う

2014年11月01日 | 日記

今年の日本プロ野球はソフトバンク・ホークスの日本シリーズ制覇で幕を閉じた。

それにしてもクライマックス・シリーズを3勝3敗、アドバンテージがあって何とか勝ち上がったホークスが同じクライマックス・シリーズのファイナルを4勝0敗で勝ち上がった阪神タイガースをあっさり退けたのだから勝負の世界は分からないものだ。

敢えて両チームの違いを探すとすれば監督の去就問題かもしれない。

秋山監督は日本シリーズの結果に関わらず今シーズンで退任を決めていた。

本人の弁によれば二軍監督から数えて6年目にあたる今シーズン限りで退任することを以前から考えていたという。

選手に惜しまれながらもなかなか清々しい身の引き方だ。

話は変わるが楽天前監督の星野氏は今シーズンの低迷責任をとって辞任を決めたが楽天オーナーからの名誉職での慰留にも耳を貸さなかった。

潔さという点でこちらも負けてはいない。

スポーツマン、須らくかくあるべし、か・・・。