グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

和食店の配膳補助ロボット本格導入に思う

2018年02月06日 | 日記
和食店「がんこ」を運営するがんこフードサービスが配膳補助ロボットを新設店から本格的に導入するとのことだ。
工場など生産現場で搬送ロボットが導入されていることはよく知られているが飲食店など客相手の現場でも導入されると聞くと(サービス業界での)人手不足もここまでやってきたかという感じである。
つい先日もHISがホテルの受付やコーヒーショップのバリスタをロボットにやらせているという報道もあった。
接客分野でも試行が続いているようである。
ふと思い出したのが20~30年以上も前の話だが筆者が住む近くのスーパー西友能見台店で24時間営業を試行、同時に夜間の商品陳列台補給をロボットに手伝わせようという試みだった。
同店は今も同じ場所で営業を続けているが商品補給ロボットの話は絶えて聞かないので通常のオペレーションに戻したのかもしれない。
先進的な取り組みは往々にして時期尚早として中断することがある。
しかし当時と今とではさすがに状況が違う。
現下のこの人手不足だけはもう後戻りしないだろう。
高齢労働者を掘り起こすか、外国人労働者を引っ張ってくるか、AIを具備したサイバネーションを導入するか、業者のトライアルは続く・・・。

陸自ヘリの住宅地墜落事故に思う

2018年02月05日 | 日記
試験飛行中の陸自ヘリが佐賀県の基地近くの住宅に墜落するという大変な事故が発生した。
沖縄に駐留する米軍のヘリが部品の落下や不時着など飛行事故を頻発させておりそれを咎める立場にある我が国の防衛庁がそれより大きな事故を起こしていては残念ながら何も言えなくなってしまうのではないか。
防衛庁が今やるべきことは事故原因の徹底分析とその間の事故同型機の使用停止、同型機を含む全てのヘリの飛行ルート見直しだろう。
それにしても今回の住宅地を直撃する墜落事故は衝撃的だ。
実は我が家の上空もかなり頻繁に自衛隊ヘリが去来する。
三浦半島先端の臨海部に位置する陸自基地と東京方面の防衛庁関連施設との往来だろうと勝手に推察しているが残念ながら住宅地上空を完全に回避するルートは見当たらない。
結局飛行頻度を減らすしかないのだが政府・防衛庁は一体どこまで住民の声に耳を傾けてくれるのだろうか。

TDRの第3パーク・テーマ内定に思う

2018年02月04日 | 日記
TDR(東京ディズニー・リゾート)の第3パークのテーマは「空」で検討することになったようだ。
第2パークのテーマが「海」であり業績は今のところ順調に推移しているようだから「空」もきっと上手くいくのではないかと思料している。
ちょっと楽観的かな・・・・?(笑)
それにしても第2パークとなった東京ディズニー・シーは本国でのコピーではないだけに当初はその事業性を聊か危ぶんだものだが見事に予想を(いい方向に)裏切った。
その勢いを駆って「空」を採用したようにも取れるがオリエンタルランド(運営会社)は自信をもって取り組んだらいい。
仮称東京ディズニー・スカイのモチーフはどんなものがあるのだろうか?
宇宙旅行仮想体験のほかライト兄弟の冒険魂、 星座のファンタジー、スカイ・ダイビングのスリルなどをテーマにした夢のあるアトラクションが考えられる。
心配なのは3つのパークが隣接して立地することだ。
米国でもフロリダ州オーランドで多くのテーマパークが集中しているがそれでも各パーク間は数キロ以上離れており駐車場やホテルもさほど混雑が苦になる状況にはない。
第3パークの死角があるとしたらこの1点だけだろう。


ナタリー・ウッド水死事件の再調査に思う

2018年02月03日 | 日記
ナタリー・ウッド水死事件が新たな局面を迎えようとしている。
ナタリー・ウッドと言えば往年のハリウッド映画スター、筆者は代表作とされる「ウェストサイド物語」よりも「草原の輝き」が印象に残っている。
それはそうとしてナタリーウッドがヨットからだったか、ボートからだったか転落して溺死したとして処理されたこの事件が起きたのが1981年だった。
この事件は一旦は「ACCIDENT」として処理されたのだが関係者の証言から再捜査が開始されたのが2011年、事故が発生してからなんと30年後のことだった。
そしてこの度ロサンゼルス郡保安局はナタリーの夫で最後の現場に居合わせた俳優ロバート・ワグナーを重要参考人として事情聴取を求めていることを明らかにした。
いよいよ事件の全貌が明らかになるのだろうか・・・。
事件発生から37年経っている。
日本だったらもう「時効」になっているかもしれないが殺人事件など凶悪事案に時効はないほうがいい。
極刑の是非はともかく犯罪の事実はいつまでも消さないほうがいい。

米フェイスブックの仮想通貨広告禁止方針に思う

2018年02月01日 | 日記
米フェイスブックが自社交流サイト上での仮想通貨やICOに関わる広告の全面禁止を決めたようだ。
仮想通貨やICOについては米国社会で現在必ずしも違法とされている訳ではないがここまでフェイスブックを突き動かしたものは何だろう。
やはりこの仮想通貨、ICOに何がしかの危うさ、ダーティさを感じ取ったのではないだろうか。
危ない橋を渡ってまで事業拡大は追わず、・・・まさに横綱相撲の美学を思い起こしたものだ。
ところで我が国ではLINEが仮想通貨取引を手掛ける金融子会社を設立するニュースが世間の注目を浴びていた。
日本ではコインチェックの580億円流出事故が明るみに出たばかりなのにこの日米間の対照的な動きの差はどこから来るものだろうか?
詰まるところ「仮想通貨、ICOの将来性(と安全性)をどう判断するか」なのだが方向性は意外と早く出るのかもしれない。