後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔23〕「森の劇場」4号完成! 自信作「演劇教育の手引き」『ことば編』は間もなくです。

2015年04月06日 | 図書案内
 <〔9〕「森の劇場」(4号)まもなく発行しますよ。>
 以前のブログで上掲のような記事を書きました。先日、新井早苗さんと市内の市民センターの印刷機を借りて、2時間で印刷を終了させました。すぐに製本所に発送して、あとは本の到着を待つばかりです。〔9〕でお知らせした内容と若干内容が増えましたので、確定した目次を掲載したいと思います。同人全員の文章が揃いましたよ。

●「森の劇場」4号目次

巻頭言「言霊の幸わう国にいて」 辰嶋幸夫
目次
「鋏を持つアリス」   辰嶋幸夫
「思い出内科」     辰嶋幸夫
「グー、チョキ、パー国の王様たち」 新井早苗
「子ブタとカエルとカラス」     東信男
ある昭和ひと桁の回想          後藤富美
劇あそびは「遊びの本質」を捉えることから始まる  平井まどか
鳥山敏子さん逝く        福田三津夫
あとがき        福田三津夫
森の会名簿

 さて、日本演劇教育連盟では研究部が中心となって「演劇教育の手引き」、『からだ編』『ことば編』『劇づくり編』『学びと演劇編』(仮)の4分冊を作成中です。昨年あたりから進めてきた企画です。連盟の出版物としては機関誌『演劇と教育』や脚本集を除けば、、久しぶりの大きな編集企画ということになります。『演劇教育実践シリーズ』(全20巻、1988年)『新・演劇教育入門』(1990年)『授業のなかの朗読』(1998年)以来でしょうか。
 私は編集部ということで4分冊の編集に関わっているのですが、とりわけ『ことば編』の編集責任者ということになっています。先日、そのすべての原稿が揃いました。いつ出版ということは明言できないのですが、皆さんにはいち早くその内容をお知らせします。完成したらまたお知らせしますね。執筆者がすごいでしょ。はっきり言って、自信作です。

●「演劇教育実践の手引き」「ことば」編・目次

第1章 声を届けること・語ること   福田三津夫
○香山美子「ちいさい おおきい」を遊ぶ
       ○竹内敏晴の朗読原論を考える
       ○朗読劇で「はのいたいワニ」を遊ぶ
       ○<遊ぶ>感性を磨く
第2章 ことばあそびを遊ぶ
□ことばあそび 内部恵子
○音を重ねる
       ○かけ合い
       ○げきあそび・カノン・しりとり・メロディーにのせて
□ことばを文字に閉じこめない 霜村三二
  ○まど・みちおの詩をあそぶ
        ○谷川俊太郎の詩をあそぶ
       ○阪田寛夫の詩をあそぶ         
□詩を遊ぶ・ことばで遊ぶ 福田三津夫
       ○~になって、声を出す
       ○相手に声(気持ち)を届ける
       ○みんなで遊んでみよう!
第3章 朗読を生かす
□あんな詩・こんな詩、あそぼう!読もう!書いてみよう! 大垣花子
   □物語の世界を朗読で表現しよう 刀禰佳夫
     ○朗読を中心にした授業の展開
  □古典の授業の中でできる朗読 藤田昌子
○落語「三方一両損」
      ○歌舞伎「外郎売り」
      ○百人一首
      ○平家物語「扇の的」・「敦盛の最後」
      ○漢文「論語
第4章 群読を生かす
□「夕日がせなかをおしてくる」を群読する 刀禰佳夫
   □「白いぼうし」(あまんきみこ)を音読劇にする 玉垣淳子
□ 授業に生かす群読 大沢清
      ○『おくのほそ道』の授業をめぐって
         ○群読の授業のねらい
○群読の授業のポイント
第5章 これからの音声表現について-あとがきにかえて   刀禰佳夫
   

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