8月21日に抜栓して楽しんだマコン ヴィラージュ。
2003年収穫年でした。
何故か1本だけ残っており、多分、何かのアクシデントで液漏れが確認されたかなにかで、販売されない状況下に置かれて、更に年月がたって、昨年の引越しの際に移動してきたものかもしれません。
ワイナリーのCHARTRON ET TREBUCHET(シャルトロン エ トレビュシェ)。
何回か訪問して輸入をしました。
もう10年以上扱っていないので、近況は分かりませんが、ご自慢のモンラッシェの特級畑に連れて行ってもらったり、思い出深いワイナリーです。
2003年のマコン ヴィーラジュは、”液漏れ”が輸入後発生したと思われ、その意味合いで今、古酒状態になっているのかもしれません。
残念ながら1本しかなかったので、比較ができません。
焦げた感じで、好き嫌いはあると思いますが、美味しく楽しめたという感想を残しましたが、その通り。
意外と反響が多かったので、デジカメ写真をアップします。
2003年が何んでも古酒ということでは決してないので、ここはご注意くださいねっ。
えんワインパーティなどで、過去、1960年代や70年代の古酒をあけて皆さんと楽しんで参りました。
その際の古酒は、全てイタリア、ピエモンテ州モンフェッラートの故リヴィオ パヴェーゼ氏の作でした。
ワインの輸入を始めた当初、フランスにワイナリー関係の知り合いが全くいなかった際、イタリアのリヴィオ氏に「良いブルゴーニュの造り手がいるから連絡をとってみなさい。」と紹介してもらったのが、このシャルトロン エ トレビュシェでした。
多分、最初に私どもが輸入したブルゴーニュはシャルトロン エ トレビュシェだったと記憶しています。
古酒。
難しいですね。
ご家庭で大事ね寝かせていたワインが、果たして正常なのかどうか。
健全なのかどうかと言ったらいいのでしょうか。
古酒は熟成された状態だから、これは決して飲めないワインというか、ダメになったワインじゃないです。
ただ、その味わいが、白だったらシュリー酒ぽかったり、赤だったら紹興酒ぽかったりして、要するにいつもの飲んでいる白や赤の風味じゃないので、ダメなワインと思って廃棄してしまうとか、、、。
合わせる料理によって古酒は断然美味しくなったりします。
文面では表現が難しいのですが、フェア会場やワイン会などの席などでご興味のおありの方は話題に出してきてください。
結構楽しめますよっ古酒。