第4番 革堂 行願寺 ~ 第3番 清荒神 護浄院
洛陽33か所は道順通り設定されていない。基本的には順打ちで巡るが、順番通りではない合理的な判断をする。
第2番の 誓願寺からは寺町通をまっすぐ北に歩く。
途中、矢田寺(ここはお盆の送り鐘が有名)本能寺(勿論本能寺の変の時と場所は違う)下御霊神社(怨霊封じ込めの神社)
など多くの寺社を通る。
西国33か所では、19番札所。
革の聖、行円聖人は、修行中、誤って自ら鹿を射たところ腹に小鹿のいたことを深く悔い。
その革を被り信仰を広め歩いたと言う。そこから、革の聖と呼ばれる。
六角堂と並び平安京以前からある、いわゆる町堂である。
観音様は秘仏。
こちらの御本尊は、三宝荒神。
難しい事は分からないが、ヒンズー教の神様が日本に伝わり独自の変遷を経た神仏混教の神と思う。
従って、境内は寺なのか神社なのか分かりにくい。
一角にある、観音堂をお参りし納経してもらう。
誰も境内に人影のない昼のひと時、納経所の若奥さん。
まさか人が来るとは思わなかったのか、下着姿にブラウスを羽織りながら出て来た。
羽織ってから出て来たのではなく、出て来てから羽織ったのだ。
妙齢をやや越えているものの、うっすら汗ばんだ女性が下着姿で出て来たのだ。
今日も良いことがありそうだ。
次は、32番の蘆山寺がすぐ近くなので、気を取り直して向かう。
アキレス腱は、確かに繋がっている。
尚、孫が今日から集合するので、お盆休みに入る。
今、横で長男の男の子。孫。久しぶりなので、私を見て号泣している。
長女の女の子。孫。こちらもいつも、最初は号泣。
ジーちゃんとは、金づるでしかない。悲しいものだ。