生活環境によってできる人とできない人がいますが、ちょっとした参考例をご紹介。
「カタログ燃費が出ない!」と嘆いているユーザーが多いらしいですが、あの測定方法は多くのユーザーの実際の使用状況とはかなりかけ離れているので、出なくても当然。
一般ユーザーが言う「燃費」とは、「燃料を満タンにしてから次の満タンまでの間に走れた距離」を主に言うわけですから、こちらの → e-燃費 サイトで検索した燃費データが一番参考になると思われます。
このサイトの燃費データは、ユーザーから寄せられた「満タン計測燃費」の車種別平均をあげているそうですから。
カタログ燃費は、かの「間違いだらけの車選び」を執筆された徳大寺有恒さんの言葉を借りるとすると、「十分にウォームアップした後で軽くジョギングするような状態」で測定している、との事。
でも、実際の使用状況ではそうは行かない。
例えば、坂道をジョギングすると平地に対してやはりバテるしお腹の減りも早い。
車もそれが言える訳です。
では、この二つの写真を見比べてください。
これらは私がKeiワークスで休日出勤した時の片道燃費。
一番下の走行距離は同じですが、その上の燃費が2km/L以上違います。
走る道は同じ、走り方も同じ、所要時間も1分未満の違い。
この2km/L以上の違いの大きな理由は、走り出した時の水温。
最初の写真は0゜cスタート。
次の写真は18゜cスタート。
ちなみに、ホット状態の90゜cでスタートすると、24km/Lを越えます。
(いずれもカタログ燃費19.6km/Lより良い数値ですが、会社の標高が自宅より低いので、コールドスタートでもここまで出ました。)
つまり、「エンジンが温まっていた方が燃費が良い」わけですから、エンジンをお金のかからない方法で温めておくことができれば、経済的なわけですね。
そこで、あくまでユーザーの使用環境に左右されるので、できる人が限定されてしまうのですが、参考情報として読んでください。
①冬場は可能なら午後暖かくなってから出かける。
②屋外駐車の人は、東から南に車を向けて止める。
(エンジンルームに日光が当たり易い環境にする)
③屋内駐車の人は、車を朝外に出し、同様に東から南に車を向けて止める。
(但し、車庫から出したらすぐエンジンを止められないと、そこで余分に燃料を食うので結局トータルで燃費が悪くなる)
これをやる事で、少しはエンジンが温まってくれるので、冬場の燃費を多少稼ぐ事ができるはずです。
(もっとも、日光が当たらない天気では、やっても無駄です (^^;))
私は通常朝出勤するので平日この方法は使えません。
休日晴れた日に出かける時は、朝車庫から庭に車を出してエンジンルームを太陽で十分暖めてから出かけるようにしていますw。
コメント
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
- まめ八 [2010年1月8日 19:43]
- こんばんわ。
冬場に入ると燃費がかなり落ちますね。
特に軽自動車の場合には燃費の落ち方が大きいような気がします。
私の場合、朝の出勤の際には暖機運転もそこそこに発車するのでエンジン音まで違っています。
冬のロシア戦線でドイツ軍がやったように、冷却水タンクにお湯を入れるとか、エンジン周りに毛布を巻くとか、ラジエーターの吸気口に毛布を貼るとか、さらにはエンジンの下で焚き火をするとかすれば燃費も少しは良くなりそうですが、失敗すると怖いので辞めておきます。o(^▽^)o - EP82-SW20 [2010年1月8日 23:22]
>まめ八さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
私のKeiは今のところ真冬でも20km/Lを越えているので、それ程落ち込む気がしないです。
夏場でも今度は逆にエアコンで落ち込むので(苦笑)。
2km/L位の差かなぁ・・・。
でも、確かにシエンタは2km/Lまで差が出ませんね。
もっとも実燃費がカタログ燃費の19km/Lより悪い16km/L台ですから、悪く感じてしまいますけど(苦笑)。
太陽電池の屋根付き車庫で、日中充電して明け方タイマーでエンジンルームの下に設置した暖房機で20゚c位に暖めておければ、一番理想的かも知れませんね。
もっともそれに投資するお金がかなりのものになってしまいますけど・・・(^^;)- 真鍋清 [2010年1月10日 21:44]
- 先刻、小生は訳あって愛車ヴィッツで東松山まで往復してきましたが行きの関越道では日曜の午後の例に漏れず流れが非常に速く、追い越し車線で一台のフェラーリ348tbと遭遇、相手はV8の高音を響かせながら150-170でかっ飛んでいきました。当方はそんなフェラーリの後を追って1300cc/87psをぶん回して150+をキープしましたが平均燃費は13.4km/l、ここ一ヶ月間が10.4-11km/lだったことからすれば二割以上の改善でした。
何より加速感が一時期のエンジンが唸る割に粘っこいものから、モーモーというエンジンの唸りの中に体感上の伸びが見られるものとなり、150/160まで着実なトルク感の内に伸びていくという感じです。
これを機に、ガソリンタンクの添加剤として当方が選んだ「KUREフューエルシステム・パワーアップ」はエンジンを回せば回すほど燃費が改善する性質をもっており買い得そのもの、EP82さんも是非シエンタ/Keiワークスに入れてみては。
オートバックスで1365円で好評発売中! - やっくんのおじさん [2010年1月11日 21:23]
- こんばんは、なるほどですね。
うちの方は気温零下とかで、エンジンルームを日光に当てる程度では効果が疑問なので、エンジンにぬるま湯をバケツで掛けるとか、もっと直接的な方法を試してみようと思います。 - EP82-SW20 [2010年1月11日 21:51]
>真鍋清さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
おしい!
昨日嵐山小川から川島まで、上り車線をKeiワークスで走っておりましたw
そんな速度でかっとんでいる348ならかなり目立つので、タイミングが合わなかったようです。
添加剤の銘柄、ありがとうございます。
買って試してみますよw
>やっくんのおじさんさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
帰宅したらボンネットの上を毛布で覆っておくと、翌朝のエンジン始動に効果があると聞いた事があります。
ボンネットに湯をかけるくらいではすぐには温まらないでしょうし、エンジンに直接かけるのも故障の因になりそうなので、毛布で覆う方が良いかもしれませんよ。- ファシスト [2010年1月24日 23:52]
- こんばんは。
なるほどー
お日様に当てるというのはいいですね~
太陽の有難さは、生き物にだけではないのだと思いました。 - EP82-SW20 [2010年1月26日 21:49]
>ファシストさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
車のエンジンは90゜Cくらいの水温が一番調子が良いそうなので、そこまで水温が上がるまでの時間が短ければ短い程燃費もよくなる、というわけですよね。
カタログ燃費もそこまで水温を上げた状態で測定していますからw- hotosa [2010年1月27日 22:53]
- こんばんは~
遅いコメ失礼ですw
自分のエッセも夏×冬比で3km/Lくらい違ってます(-_-;)
主原因はコールドスタートの増量ですが別のも少し効いてそうです
その辺のブログ今晩上げますのでコチラの記事TBさせてください(笑) - EP82-SW20 [2010年1月29日 22:10]
>hotosaさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
冬場は落ちますよねぇ(苦笑)
TBの件、了解しました。
そちらも拝見しに行きますねw