脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

まだまだ田舎だった大阪府寝屋川市(昭和44年8月)

2015年04月22日 09時37分13秒 | わが半生
引っ越しも終わって夏休みを新居で過ごした私達家族。部屋は三階で風通しも陽当たりも最高でした。でも大阪とは思えない田舎(^^;;セミの声も半端ではありません。まだ友達の居ない私は1人で近くの山に虫取り網と籠を持って行くと様々なセミの声が聞こえてくるのです。アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシにミンミンセミ、大阪市内ではミンミン蝉はなかなか見ることができませんでしたので子供心にワクワク。驚いたのはクワガタ虫が木に居たことですね。こクワガタは勿論、ノコギリクワガタがいたのは感激でした。早速、クワガタを捕獲(^^)して虫カゴに入れた時は感無量(^^)なにせクワガタは百貨店で売っているものとしか認識がなかったものですから(^^)でも、蚊にたくさん、刺されるのが、たまらないのです。普通の蚊は当然ですけど黒くて足に白い筋のある蚊に刺されると、特に痒いのなんの。当時は虫除けスプレーみたいなのは無いですから、刺され放題(^^;;でもクワガタやセミのために手で痒いのを引っかきながらの闘いです。市内と違い不便さもありましたが男の子にとっては楽しいところでもあります。昆虫だけでなく蛇やトカゲ、カエルも勿論、いました。住んでいた団地の近くに池と竹藪があったせいか、とにかく蚊が凄いんです。勿論、網戸もしてましたが当時の網戸は木の枠で、出来ていて隙間がるあったのでしょうね。夜は家の明かりをめがけてたくさんの蚊が家の天井に所狭しといるので母が殺虫剤を天井に吹きかけるとパラパラと蚊が落ちるんです。市内に住んでいたときも勿論、蚊はいましたが、とにかく半端なく、家に入れない蚊が網戸の網目にたくさんの蚊が張り付くようにいるんですよ。もうビックリ(O_O)中にはアカイエ蚊と言って3センチくらいの大きな蚊も(O_O)そんな蚊、生まれて初めて、その時に見たものですから刺されたら大きな病気になる恐怖みたいなものを感じました。引っ越してきて、あと驚いたのは凄い人数の御用聞きが家に来たことですね。新聞屋は勿論、酒屋に米屋。お互いに競争で母に『奥さん!ウチでしてくれたら◯◯サービスするから!』母はニコニコしながら上手にじらさながら新聞は読売。米屋はT米穀店、酒屋はS.牛乳はM。父は、とにかくビールが好きで酒屋さんは、かなり儲けたと思います。なので、オマケにくれるグラスや栓抜きなど、やたらありました。引っ越した初めての夏休み。一応、宿題は以前の小学校でもらった『夏の友』とプリント問題に工作をしました。夏の友と言うのは1冊の問題集みたいなもので算数、国語など主要教科が、この1冊に収まっている当時の代表的な夏休み用宿題雑誌です。そして、いよいよ新学期になる頃、私は新しい学校にワクワク感とドキドキ感が入り混じりながら登校したのでした。
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