伊藤真氏は司法試験のカリスマ塾長で、「憲法を知ったものの責任」として憲法擁護を訴えるかっこいい男だが、実は高校の後輩だった~と友だちからの電話もあり、憲法記念日にみんなで話を聞きに出かけてました。まっさおな空が広がり、都心に広がる緑の森にわたる風もさわやかな1日。
外国みたいな風景*このお店のソフトクリームがとってもおいしいのですよ
日比谷公会堂には人があふれ、外にもスクリーンが設置されていました。伊藤真氏の話は実にユーモアにあふれ、普天間基地をめぐる問題の理不尽さをおもしろおかしく語っていました。
市原悦子さんの「ちいちゃんの影法師」(あまんきみこ)の朗読はすばらしく、何度も涙がこぼれました。「DVDにしてうちの子にも見せてあげたい」との声も。
講演が終わって青空を見上げた時、あらためて当たり前と思っている静かな青空をありがたいと思いました。この空にいつも戦闘機が見える沖縄、その下で体育の授業を中断し、耳をふさがなくてはならない子どもたち、さらにはその戦闘機が運んだ爆弾がアメ・アラレと降り注がれている戦場の子どもたちにとって、青空はけっしていつもうれしいものではないでしょう。
「戦後の厳しいくらしが自分の人格を形成した」とお話をされた市原さんのやさしい語り口調と毅然としたひとことが心に残りました。「温かい支えで生き延びた自分がいること、けれども、ちぃちゃんのようにして亡くなった大勢の幼い命があったことを忘れず語り継いでいきたいと思います」
その後、銀座のライオンで久しぶりのビール・・・たくさんのこと、語り合いました。
学生時代って人生のほんのわずかな時間なのに、一生のつきあいになるのはどうしてでしょう。女同士の話し合いはエンドレス★ともだちばんざ~い!