およそ映画のタイトルとは思えない映画が話題になっているとうかがいました。
大泉洋さん主演、筋ジストロフィーの男性の自立の物語
と思って観たら大間違い(というのも大げさですが…)
患者と向き合う医師になりたいと望む地方病院の御曹司と、
夢よりも現実と割り切って合コンくりかえすフリーター女子の
青春物語
あるあるエピソードで定型な展開になっている感がありますが
自身の青春時代を思い出す、清涼剤のような映画
主役の大泉洋さんの演技が、辛いとか厳しいとか苦しいとか…
難病にある青年をとりまく困難を
「当たり前の暮らしをしたい」というひとりの人間の想いに寄り添える作品にしていると思いました。
肩のちからをぬいて、目の前の自分と向き合える
それもありきたりな感想かもしれませんね。