~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

子どもへの愛!

2011-09-12 08:01:23 | いるかこもれび助産院
この間のことです。

遠くから、いるかくらぶを尋ねてこられた親子さんがいました。
篠山のひげ爺の処に見えた親子さんだったのです。

病院に相談してもご両親の心配は癒されず、途方に暮れていたときひげ爺のブログと巡り会われたそうです。
ご縁は、必然に思えます。

2泊3日ご一緒する機会をいただき、親子さんの苦悩を計り知ることが出来ました。

・成長がある時点で自ら育つ力が何かの原因で止まったか?ただ、脳からの指令がブロックされているか?
お母さんの話では、5ヶ月頃、この時期になればお座りが出来なければと言われお座りをさせたこと。
7・8ヶ月になれば、つかまり立ちが出来なければと言われ、わざわざつかまり立ち用の机購入したとのこと。
自らが育つということを知らなかった故におきた、成長の不調和ですね。
病気でもなく、奇形でもなく、後天的に両親、養育者によってすり込まれた悲劇です。

このことから、
皆さん(お母さん、養育者、助産師、保育士、医師、子育て支援者)が考えなければいけないことは、人が人として生きるために一番必要な事柄は何かということですね。

どのように応えればいいのかと、このブログを書くことに戸惑っていました。
昨日、いるかくらぶで、毎月第二日曜日にマハーヨギー・ヨーガ・ミッション、シャクティ主催「キールタン」が行われました。
私はキールタンが大好きで休まず参加させてもらっています。
そこで、善い言葉をお聞きしましたので、皆さんにもお伝えしようと思います。


この言葉は「バガヴァッド・ギーター」より
「天に行く道は何か」
「正直であること」


「どんな方法で人は幸福を見いだすか」
「正しい行為によって」


「悲しみから逃れるためには何を克服しなければならないか」
「自分の心を」


「人はいつ愛されるか」
「うぬぼれをもたない時」


「世の中の驚異の中で最大の驚異は何か」
「周囲のすべての人間が死ぬのを知っていながら、自分自身も死ぬということを信じる者がいないということ」


抽象的で理解しがたいと思われるかもしれませんが、
毎日、毎日、ひとつひとつの行為に対して慎重にならなければなりません。
そして、どのような優しく愛ある知識を他者からいただけたとしても、
ご自分の癖を克服しなければ、実際に行為として活かせないからです。
あまりにも、安易に”他者の意見に頼ろうとしてしまう”間違いを犯します。
他者の意見聞くことも大切ですが、その意見を理解し、自らの識別力も磨かなければなりません。
誠実に受けとめて欲しいと願います。