~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

いるかこもれび助産院が行なう本当のヨーガ!!

2014-12-24 23:27:04 | いるかこもれび助産院
皆さんが誤解されているヨーガに対する知識を見直し、正しいヨーガを知っていただきたいと思います。
近年は育児は妊娠中からとよく聞くようになってきました。
妊娠、そしてお産…子育てと母は休むことなく児と向き合い命を感じます。

ヨーガは妊娠初期からはできない・・・いいえ できます。
初期からのヨーガをお勧めします。
妊娠初期は,身体が妊娠の状態を受け入れられないで右往左往します。
だから、つわりやだるさ、マタニティブルー(鬱状態)が現れます。
不安はどんどん膨らみ一般状態も悪くなります。
胃腸障害、呼吸困難など症状として現れます。

初期のヨーガは軽いアーサナで呼吸が調い、それによって集中がおこります。
集中は瞑想へと進み,心身ともに安定していきます。

本来、妊娠と同時に母体は胎児を護るという配慮はしています(母が気がついていないだけです)
何故気がつかないのでしょうか?
私たちは,常に意識は外側を向き身を守るために働いています。
だから、妊娠という状態に気がつかず、微妙に変化している内側を感じられないのです。
しかし、確かに妊娠という事実は児が育つ母体へと調え始めます。
そうです。今までと違う身体へと変化し始めるのです。
その変化に右往左往してしまいます。

そこで、ヨーガを行じることで、呼吸が調い内側へ集中がおこり始めます。
明らかになった我が身を感じることができます。(現実を把握します)
毎日の軽いアーサナと瞑想です。
毎日アーサナを続けていただくと一週間もすれば集中力が高まり瞑想はできるようになります。
不安や心身の不定愁訴は軽減されます。

ラージャ・ヨーガ・・・呼吸に合わせてアーサナ(体位)を行ないますと呼吸が調い心は安定していきます。
その繰り返しが集中力を高め、瞑想に入りやすくします。
瞑想は、心の変化を制御し脳の活性化をいたします。
(リラックス状態になり脳内伝達ホルモンの産出を促進します)
この作業は物事をとらえる心の傾向と方向を変えていきます。
不安を作り出すことがなくなり、存在する苦痛感は自然に消去されます。

精神的な効果とともに
各細胞から老廃物を取り除き、各組織を活性化します。
妊娠中の身体を護り分娩の準備になります。




ラージャ・ヨーガと平行して同時に進めていきます。
何故悩むのか?
何故不安が起こるのか?
不安を作り出しているのは誰?
私って何者なのか?
新しい命は何故私を選んだのか?
命の尊さ平等観などを学び腑に落としていく知識のヨーガ。

母は子育て、そして社会的役目などを義務として行為していくヨーガを行為のヨーガ。

我が子を愛すること(無償の愛)・・・駆け引きしない愛。恐れを知らない愛。永遠な愛。
この愛はすでに存在していることや存在そのものに気づき体感し始めます。
無償の愛は恐れを知りません。
ですからお産を主体的に自らが分娩すると覚悟をします。
このヨーガは信愛のヨーガです。





アーサナ(体位)が一般に知られていますが、それだけでは安心は獲得できません。
長い期間をかけて今まで培った傾向(性格)を見直しす良い機会となります。
妊婦さんは素直になる時期です…だからヨーガが効果的なのです。

この学びは分娩後もママ・ヨーガとして継続します。
知識のヨーガは「いるか広場」や「こもれびのへやでトークセッションママのココロを解きほぐす」で行ない
アーサナクラスとともに楽しみながら,自らの命を感じていただける助産院なのです。