暑中見舞い申し上げます。
7月3日から起き上がれない状態でした。現在は少し家事をしながら回復を待っています。
年に1回起こる症状です。
どうも、疲れによる血圧の低下のようです。毎年暑くなるこの時期に起こります。
脳に血液が循環していない状態です。故に三半規管の弱い私は、車酔いのような状態が起こります。吐き気、下痢、頭痛、これは想像を絶するような状態が現れます。便器を抱えて5分ほど、突き上げる吐き気で内蔵が口からでそうです。骨盤も割れそうです。しかし、その状態を客観的に見ている私がいます。自律神経系の乱れ、多分、薬を飲めば軽減するでしょう。皆さんにも迷惑をおかけすることはなかったでしょう。
しかし、今、病院に行けば、検査、まず血液検査、脳のMRI、胸部X線、あげくは胃カメラになるでしょう。まっぴらです。
昨年は、今の状態で活動を開始しました。そして回復を待ちながら活動の継続を行ないましたが、4月から若きスタッフにバトンを渡した今、徹底的に養生をしてみようと決心しました。今月の活動は皆さんに無理をお願いして、すべてキャンセルにいたしました。
あれから10日経ちました。昨夜は軽くヴリクシャ・アーサナ。マールジャーラ・アーサナ。ハラ・アーサナ。サルヴァーンガ・アーサナ。ブジャンガ・アーサナ。マッチャ・アーサナ。バッダコーナ・アーサナ。マッチェードラ・アーサナ。ヨーガ・ムドラとしました。シールシャ・アーサナも行ない瞑想入りました。瞑想は師とともに在ること、師に近づき心境を感じる瞑想に徹しています。暑くて夜中目が覚めると起き上がり、瞑想を30分間して今朝は軽やかに起床できました。私にはヨーガがお医者様だなと感じています。
以前、我が家にチロという犬がいました。
チロは具合が悪くなると、ただ、何も食べず、少しの水で体調が戻るまで、泣きもせず、イライラもせず、焦ることなく、じっと過ごしました。毎年この状態になりチロのことを思い出します。ただ、仰向けになり何も考えず、思わず、食べず安静で過ごします。そうしていると辛くないのです。根本的にどこかに病巣がある訳ではないなと感じます。
このようにして、我が肉体は枯れていくのでしょう。私はこのように過ごせますが人それぞれでしょう。2000年に乳癌を患ったからこそ、これが私のあるがままの生き方です。
この静寂な時を真我に留まり、師と話したりゆったりと過ごせることは幸いです。
今後の課題は、このような状態にならないように大切な道具である肉体を護ることかな?って…。
皆さま、暑い日々ご自愛ください。
そしてヨーガを学んでください。それはきっと貴女を自然に救ってくれるでしょう。