「平泉」と「小笠原諸島」世界遺産に登録へ ユネスコ(朝日新聞) - goo ニュース
文化遺産候補「平泉」(岩手県)と、自然遺産候補「小笠原諸島」(東京都)が、いずれもユネスコの世界遺産に登録される見通しとなった。最終的に登録を決めるユネスコの世界遺産委員会は、6月19日からパリで開かれる。
ユネスコ世界遺産センター(パリ)は6日(現地時間)、登録の妥当性を「登録」「情報照会」「登録延期」「不登録」の4段階で評価する諮問機関からの勧告内容を日本政府に伝えた。文化庁、環境省によると、「平泉」「小笠原諸島」への勧告はいずれも「登録」だった。
「平泉」について文化遺産候補を評価する国際記念物遺跡会議(イコモス)は、金色堂を含む中尊(ちゅうそん)寺、毛越(もうつう)寺などの四つの庭園と、信仰の山とされる金鶏山について、「仏国土(浄土)を表す資産として顕著な普遍的価値がある」と評価した。
しかし、奥州藤原氏が住んでいた「平泉館」跡の「柳之御所遺跡」については、「顕著な普遍的価値の一部をなすものとは認められない」として構成資産から外すことを条件に「登録」を勧告。金鶏山に鉄塔があることにも触れ、「資産価値への悪影響がみられる」と指摘した。
「平泉」は前回挑戦した2008年、イコモスから浄土思想との関連が弱いとして構成資産の再検討を求められ、「登録延期」となった。今回は資産を四つ減らして臨んでいた。文化庁と地元は今後、イコモスの新たな指摘にどう対応するのか協議するという。
「小笠原諸島」は南北約400キロにわたる約30の島々。登録区域は父島列島と母島列島の一部、聟島(むこじま)列島などの陸地約6360ヘクタールと周辺海域約1580ヘクタールだ。
貴重な文化遺産としてユネスコから認められ、世界遺産に登録の見込みとなったことは喜ばしいことです。
遺産を守ってきた人々の努力が報われました。
今後も引き続き遺産の保全が望まれます。
文化遺産候補「平泉」(岩手県)と、自然遺産候補「小笠原諸島」(東京都)が、いずれもユネスコの世界遺産に登録される見通しとなった。最終的に登録を決めるユネスコの世界遺産委員会は、6月19日からパリで開かれる。
ユネスコ世界遺産センター(パリ)は6日(現地時間)、登録の妥当性を「登録」「情報照会」「登録延期」「不登録」の4段階で評価する諮問機関からの勧告内容を日本政府に伝えた。文化庁、環境省によると、「平泉」「小笠原諸島」への勧告はいずれも「登録」だった。
「平泉」について文化遺産候補を評価する国際記念物遺跡会議(イコモス)は、金色堂を含む中尊(ちゅうそん)寺、毛越(もうつう)寺などの四つの庭園と、信仰の山とされる金鶏山について、「仏国土(浄土)を表す資産として顕著な普遍的価値がある」と評価した。
しかし、奥州藤原氏が住んでいた「平泉館」跡の「柳之御所遺跡」については、「顕著な普遍的価値の一部をなすものとは認められない」として構成資産から外すことを条件に「登録」を勧告。金鶏山に鉄塔があることにも触れ、「資産価値への悪影響がみられる」と指摘した。
「平泉」は前回挑戦した2008年、イコモスから浄土思想との関連が弱いとして構成資産の再検討を求められ、「登録延期」となった。今回は資産を四つ減らして臨んでいた。文化庁と地元は今後、イコモスの新たな指摘にどう対応するのか協議するという。
「小笠原諸島」は南北約400キロにわたる約30の島々。登録区域は父島列島と母島列島の一部、聟島(むこじま)列島などの陸地約6360ヘクタールと周辺海域約1580ヘクタールだ。
貴重な文化遺産としてユネスコから認められ、世界遺産に登録の見込みとなったことは喜ばしいことです。
遺産を守ってきた人々の努力が報われました。
今後も引き続き遺産の保全が望まれます。