天気 寒さ緩む
NHKが大好きなベリーです。
時々深夜の番組で面白いのを見て、得した気分になるのですが
先週のドキュメント72時間は、とても興味深い内容でした。
どうやら、再放送だったようですが、日本にやってきたバックッパカーの
72時間に密着したものでした。
私、20代の中頃にヨーッロッパ6カ国を、バックパックしょって
旅をしたのですが、どこに行っても私のようにバックパックを背負った
若者が沢山いて、安宿は大賑わいでした。
その時感じたのが、ヨーロッパを旅する若者は沢山いて
また、東南アジアなどの国にも沢山のバックパッカーがいるようなのに
どうして日本では、バックパッカーを見かけないのかな?ということ。
たまに、福岡の中心街でバックパックの青年なんかを見かけると
目指している場所がわかっているか、お世話焼いたりしてました。
外国と違って、日本には通りに名前が無くてさぞかし解り難いんじゃないか?
と、思っているからです。
このように、日本の街はゴチャゴチャしている割に、通りに名前も無く
ツーリストにはわかりにくく、おまけに宿泊料がバカ高い!!!
だからバックパッカーは日本にやってこないのだろうと
おもっていたのですが・・・・。
ツーリスト達は、こんなところに泊まっていました。
東京の通称・山谷(さんや)の安宿街。
この日雇い労働者の町で知られる、山谷には一泊2500円ほどの
簡易宿泊所が多数あり、2002年のワールドカップ以来
外国人バックパッカーに口コミで広がり、今ではそこだけ意空間です。
この安宿に、かれこれ5年も住み続けているイギリス人や
一年間必死で働いて、貯めたお金で1ヵ月のバカンスを日本で過ごす
アフリカ系フランス人。
初めての日本で夢のようだと、熱に浮かされたように、聖地アキバで
ゲーセンにはまり込むスコットランド青年など
私がヨーロッパで出合った、日本人バックパッカーと同じ目をした
欧米人がそこにありました。
ああ、若さというものは日本も欧米も同じなんだな。
混沌としていて、行く場をひたすら探しているのだなと
なぜかホッとした番組でした。