Mrs.ベリーのVeryな一日

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銀翼のイカロス

2018年05月17日 16時56分10秒 | ベリーの感想文(本・映画)
銀翼のイカロス (文春文庫)
池井戸 潤
文藝春秋


池井戸潤 著 : 銀翼のイカロス
を、読んだ。


帝国航空は巨額赤字を抱え、再建に取り組んでいるが
長年染み付いた、特権階級意識の為
再建は思うように進んでいなかった。
そんな矢先、出向先から本部に返り咲いた半沢に
頭取直々に、帝国航空再建を任される。
只でさえ、置かれた立場を理解せず
のらりくらりと再建を進めない帝国航空だったが
思わぬ方向から横槍が入り
半沢の敵は、もはや航空会社ではなくなって行く


半沢直樹シリーズ第4弾で
どうやら最終シリーズのようで
とても読み応えがある一冊だった。
正直、中盤を過ぎるまで退屈だったけど
まあ、コレって長編あるあるかな?
後半は物語が一気に展開して
最後はスッキリ!シリーズ最終回に相応しい
少し余韻もあって、面白かった。


それにしても、半沢直樹みたいに
物怖じせずに、堂々と理路整然と正しい事を
正しくはっきり言えたら、どんなに気持ちがいいだろう
私は頭にきてカッとすると、頭が真っ白になって
後から「ああ言えばよかった」「こう言えばよかった」と後悔するタイプ。
まあ、殆どの人がそうだから
半沢みたいに、冷静に論破できる姿が
うけるんだろうけど。


最近の私は、冷静な論破とは言えないけれど
出来るだけ、言いたいことは言うようにしている。
せめてそのくらいは成長しないとなと思いつつ
半沢直樹の物語を読み終えた。




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