松阪駅からの復路は、まずJR紀勢東線で亀山駅に向かいました。キハ25系1500番代(M109編成)のワンマン列車です。
伊勢鉄道線とは違い歴史が古いせいか、途中の一身田(いしんでん)駅は何だかレトロなイメージでしたね。
また確か六軒駅付近には貨物駅の跡が。線路は撤去されていますが、ホームの屋根だけは未だに残されていました。
ああ、古強者(国鉄コンテナを載せていたボギー貨車等)が夢の跡か………。
なお、この旧国鉄紀勢本線は私自身が2歳の時の1959年7月15日に、ようやく全通していますね。明治時代からの未成区間だった今の新鹿〜三木里が繋がりました。
どうも、その時期をもって多気〜新宮は完全に無煙化されたようで、この区間の機関車はすべて亀山機関区や竜華機関区に配属された電気式DLのDF50に。
この区間、殊に最後に竣工した三木里〜新鹿の辺りは長いトンネルが確かに多いからなぁ……。あの土讃本線・多度津〜高知と並び、当時の国鉄非電化亜幹線の最先端を行っていたものだわ。
それ以前は亀山〜多気も参宮線の扱いだったらしい。まさにC57、C58、D51等の蒸気機関車天国だったとか。
なお、亀山〜多気〜鳥羽については、72年頃まで、これらの蒸気機関車も引き続き見られました。
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