石川県加賀市(2015年の人口67,186人)は、今年6月26日 平成29年第2回 加賀市議会定例会で「お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日条例」(議案第48号)を可決し、条例として定め、交付しました。
○お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日条例
平成29年6月26日
条例第27号
(趣旨)
第1条 この条例は、お腹の赤ちゃんを社会の大切な一員として温かく迎えられるように、お腹の赤ちゃんと妊産婦を大切にするまちづくりの実現に向け、お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日(以下「生命尊重の日」という。)を定めるものとする。
(生命尊重の日)
第2条 生命尊重の日は、7月13日とする。
附 則
この条例は、公布の日から施行する。
お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日条例
平成29年6月26日 条例第27号
(平成29年6月26日施行)
「お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日条例(案)」についての意見募集結果
公募期間平成29年5月11日(木)~平成29年5月24日(水)
周知方法 市ホームページ、かが交流プラザさくら(加賀市健康課)、市役所総合案内、山中温泉支所、各出張所、各図書館、各地区会館で供覧
提出方法持参、郵送、ファクシミリ、電子メール応募件数39件(市内23件 市外16件)
意見の結果と市の考え方
意見の概要
1妊娠中の胎児の命を尊重していくことは人としてとても大切なことです。これまでは子どもを生むのも、育てるのも母親ということが当たり前のようにありました。子どもを生むのは母親にしかできませんが、子どもを育てるのは家族、地域社会の役割でもあると思います。子どもは1人では育ちません。子ども及び子育て家庭を地域社会で守っていくことが大切だと思います。その為にも、望まない妊娠を減少させるために学童期からの「いのちの授業」が絶対に必要だと思います。女性が自分自身を大切にしていく為に興味本位や暴力による性交渉を廃絶し、誰からも祝福される妊娠、出産につなげていくことこそが、母子共の生命が尊重されていくと思います。
「加賀市生命尊重の日条例」と「いのちの授業」を一体として取り組んでいただきたいと思います。
【市の考え方】
お腹の赤ちゃんを大切にする機運を高めていくには、制定がひとつのきっかけと考えております。
子育てには親が、家庭が、地域社会が、子どもを大切に育て見守り続けることは重要であり、またその親自身も支えあう環境によって安心した子育てへとつながるものと考えております。そのためにも提案いただいたことも参考とさせていただき、いのちの大切さに関する啓発活動を行ってまいります。
2安心して妊娠・出産・子育てができる加賀市。妊産婦もお腹の赤ちゃんも社会の一員として尊重されるまちづくりをめざす今条例に賛成です。
3お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日条例(案)の趣旨に賛同いたします。
4日本一赤ちゃんを大切にする加賀市になってほしいので今条例に賛成します。応援しています。
5安心して妊娠、出産、子育てができる加賀市にして欲しいので賛成です。
6子供の命を尊重する事に大いに賛成します。応援します。
7赤ちゃんを大切にする加賀市になってほしいので賛成します。
8条例の制定におおいに賛成いたします。もう少し早い時期に案内があればもっともっと市民の皆様より賛成の意をいただけたと思います。
9加賀市生命尊重の日条例制定に賛成します。
10「お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日」に賛成です。妊娠して不安が少しでも軽減し、出産、育児と住みやすい加賀市になる事を希望します。
11弱い命をないがしろにしないための対策等「生命尊重の日」を応援します。
12加賀市民として新しい命が一人でも多く誕生する事を心より願っています。「生命尊重の日」大賛成
13条例の制定には賛成いたします。
14賛成します。
15賛成です。
16私は妊娠中に息子の病気を知らされ、どんな姿で産まれてこようと自分たちの子なので、育てていける!と思い出産し、育ててきました。なので「お腹の赤ちゃんを大切にする」という部分は良いと思います。しかし、息子とともに、ボランティアや講演活動をしていますが、ここ最近の子どもたちからは「死んだ人や」「近寄らないで、うつる」など心ないことばをあびせられるようになってきました(以前はない)。
「お腹の赤ちゃん」と限定せず、すべての大切な命を尊重する日にしてほしいと願います。そのためには、保育園から命の教育をしてほしいと思います。
【市の考え方】
お腹の赤ちゃんを「いのちの始まり」と考え、産み育てたくなるような環境整備や地域社会の意識を高めることが、次世代を担うすべての子どもたち一人ひとりに対して思いを寄せることにもつながるととらえております。提案いただいたことも参考とさせていただき、いのちの大切さに関する啓発活動を行ってまいります。
17・「お腹の赤ちゃんは母親の一部ではない」ということを知りました。
・親の都合で中絶される胎児が多くいることを知り、経済的な援助や心のサポートがあれば産声をあげられた赤ちゃんも沢山いたと思う。
・加賀市がいのちの始まりからすべての命が温かく迎えられる社会になってほしいと思います。・若い人達に知ってもらう機会を作り、伝えてほしい。
【市の考え方】
妊娠期の女性が持つ不安や悩みは心身の不調や家庭環境の問題など、多様であり、妊娠期から切れ目のない一人ひとりに応じた相談、支援に努めております。個々の相談対応と産み育てたくなるような環境整備や地域社会の意識の向上のために若い年代も含め、いのちを大切にする啓発活動として考える機会を設けていきたいと考えております。
18安心して妊娠出産子育てができる加賀市になってほしいので条例に賛成します。それが加賀市の人口増加にもつながるのではと思っています。
【市の考え方】
市は子育て環境の整備として、これまでも「子育て安心パッケージ」と銘打って子育て支援策を展開しておりますが、この制定がさらに人口増加にも影響するものと思っております。
19出産や育児、就学への行政の応援・支援は、少子化の今日、全国的に展開されているが、妊娠した妊産婦が安心して出産にまで至ることを行政が市民の先頭にたって支援する。素晴らしいことです。また、この条例制定は、妊娠中絶の減少にも歯止めとなることと思い、心より賛同いたします。安心して若い家族が住める環境づくりを、今後も一貫して支援して下さることを切に願って止みません。
20「生命尊重の日」がある事により少子化対策につながっていけばとても良い事だと思います応援します。
21条例等はないよりあった方が良いと思う。しかし、市としてどのような取り組みを進めるかが大事である。「子育て応援ステーション設置」とあるが、市民はどれくらい知っているか。市や他市の産婦人科と連携して広く妊婦さんにこのような施設がありますよ、こんなことをしています(ものすごく具体的に)というようなパンフレットを作り紹介してもらうことが重要であると思う。
【市の考え方】
平成28年10月から設置している「子育て応援ステーション」として、市内及び小松市の産婦人科や市内保育園等にリーフレットの設置及び新聞や広報かが10月号で活動の紹介をしております。また、母子手帳交付時には妊婦さんに相談を聞きながら情報提供をしております。今後も市民に広く伝わるよう、パンフレットの作成も含め周知をしていきます。
22なぜ、7月13日が生命尊重の日になったのですか。
【市の考え方】
7月13日は母体保護法の制定された日であり、母体の生命と健康の保護を目的としております。加賀市は母性の尊重とお腹の赤ちゃんも一人のひととして尊重されるよう「シンボルの日」として定めたものであります。
23条例の制定には賛成です。ただし、第2条の「生命尊重の日は7月13日とする。」については唐突に感じます。7月13日とする理由を分かりやすく記述したほうが良いのではと思います。
参考ご意見(市外の方の意見につきましては参考ご意見とさせていただきます)
24加賀市の「お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日」の制定に賛成するとともに、素晴らしいことであると思います。今を生きている私達は、一人の例外もなく全員が、それぞれの母親のお腹の中で40週(=280日間)を過ごして生まれて来ています。人は、お腹の中で過ごした期間も生まれて数年間の期間も明確な記憶はありませんが、幼児期以降にすくすくと逞しく育っていくためには、このお腹の中の40週間とその後の数年間を、特に大切に温かく扱ってあげることが不可欠です。人間にとって、この期間(胎児と赤ちゃん)は例外なく特に弱い存在であり、外部からの絶対的な保護がなければ、間違いなく生命は途絶えてしまいます。近年、日本国内において「生命軽視」と考えられる事件が頻発しており、「こんな状態で、日本は本当に先進国と言えるのか?」と悲しさと憤りを感じることが多々あります。そんな中にあって、加賀市が全国に先駆けて条例で「お腹の赤ちゃんを大切にする生命尊重の日」を制定することは、同じ県民として誇らしく、その意義はとても大きいと思います。必ず実現されんことを祈ります。
25賛成です。命は授かりもの、決して作るものではないと思います。胎児も人間。私たちと同じ一人の人間です。小さな命を大切にする条例案に賛成します。
26本条例を設置することの意義を、条例の実現化のために強いリーダーシップをとられた宮元市長の先進性とそのご努力に心から敬意を表します。他市にも波及することを期待します。
27素敵な取り組みに敬意を表します。日本一、石川県一で先がけて取り組みエールを送ります。我が市にも、日本の至る地にも、そんな条例が制定されたらいいですね。
28小さな命、弱い命がないがしろにされている現実を考えると、一年に一日でも生命の尊さ、かけがえのなさを再確認するそんな日があれば良いと思います。
29ある障害者の母親がこの円ブリオ運動に賛同しており私にメールがありました。大正時代の金子みすずの詩を述べ「みんなちがってみんないい」んですねとメールにありました。障害児を我が子に持つことは大変なことです。特別支援学校で長年仕事をしおり、その実態はよく理解しています。障害児が生まれる可能性は誰にもあります。円ブリオの趣旨を大切にするには、彼らが生を受けたあとのフォローを一層強めていく必要があるし、市政の方向や一般市民の理解と支援が不可欠であります。長く、金沢手をつなぐ親の会を支援してきて、生まれた後の周囲の理解支援の大切さを強く思っています。
30今生きているのも、不思議なご縁で活かされているのだと思います。講演会の講師である水谷もりひと氏は「両親がいてその前には2組ずつの夫婦というように30代くらいさかのぼって足し算をすると16億2453万8026人の先祖がいるのです。この中の1人でも欠けたら皆さんは存在しない」と言われていましたが、1人でもかけるとそれだけの人生が生まれないから少子化になるのもあたりまえだと思います。将来日本人は0人になるという人もいますが、国として人口問題を真剣に考える必要があると思います。
31胎児はれっきとした人間です。子どもの社会の宝、かけがえのない生命です。その生命を加賀市が先頭になって温かく迎えようとされていることに頭が下がります。加賀市が風穴を開けていただけたらと心よりお祈りしております。
32お腹の赤ちゃんと妊婦を大切にする今条例に賛成します。生命を尊重するまち。きっと笑顔あふれる住みやすいまちになるでしょう。
33加賀市による「お腹の赤ちゃんを大切にする生命尊重の日」制定に賛同します。お腹の中の小さな赤ちゃんにも私達と同じく、大切な命が厳然として存在します。この条例が日本中に広がる動きの第一歩となりますよう応援いたします。
34豊かな時代とは逆にいのちが軽んじられている様に感じられる昨今です。「お腹の赤ちゃんを大切にする生命尊重の日」が生命の大切さを考える日になる一日となると思います。加賀市から全国にいのちがあたたかく迎えられる社会になってほしいです。応援しています。
35以前に加賀市内在住の障がい児をもつ親子の講演で「産まれてくる子がどんな子でも自分たちの子供なら育てていけるね」との言葉に共感し、子どもたちや育児中の親、祖父母等たくさんの人々に対して、今年3月に「命を親子で考える一日」として、その親子の講演会を主催しました。会場には91名が参加し共感を得ることができました。今後も「この時代の子供たちにとって大切なのは何か」を考え、この親子の講演会を企画していきます。加賀市でもこの親子の講演会を開いてほしいです。
36赤ちゃんは天からの授かりものと言われる。命の誕生や選別は人間の支配する領域ではないと私は思う。すべての授かった命の大切さを考えるためにもすべての命の始まりである胎児の命を大切にする条例は賛成である。行政が望まない妊娠をした女性への相談窓口、経済的に妊娠や出産を躊躇う女性の支援、あるいは産前産後休暇の整っていない職場の女性のための子育て支援など切れ目のない支援をすることは女性にとって大きな力だと思う。逆境の中で生まれてくる命はもちろんすべての命は周囲の人たちの支えがないと守れない。加賀市の行政が積極的に支援することは理想の社会の実現のはじまり、第一歩だと思う。
37安心して妊娠、出産、子育てができる加賀市にしてほしい。生命尊重の日条例に賛成します。
387月13日は母胎保護法の定まった日とお聞きしました。加賀市生命尊重の日条例とすることで母胎保護法の現実を多くの人に意識してほしいと思いました。のぞまない妊娠で安易におろしてしまうことのないような加賀市になることはすばらしいと思います。
39生命はだれのもの?それは、一人の人格としてみとめる社会だと思います。生命尊厳の社会を築いていけたら良いと思います。
○お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日条例
平成29年6月26日
条例第27号
(趣旨)
第1条 この条例は、お腹の赤ちゃんを社会の大切な一員として温かく迎えられるように、お腹の赤ちゃんと妊産婦を大切にするまちづくりの実現に向け、お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日(以下「生命尊重の日」という。)を定めるものとする。
(生命尊重の日)
第2条 生命尊重の日は、7月13日とする。
附 則
この条例は、公布の日から施行する。
お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日条例
平成29年6月26日 条例第27号
(平成29年6月26日施行)
公募期間平成29年5月11日(木)~平成29年5月24日(水)
周知方法 市ホームページ、かが交流プラザさくら(加賀市健康課)、市役所総合案内、山中温泉支所、各出張所、各図書館、各地区会館で供覧
提出方法持参、郵送、ファクシミリ、電子メール応募件数39件(市内23件 市外16件)
意見の結果と市の考え方
意見の概要
1妊娠中の胎児の命を尊重していくことは人としてとても大切なことです。これまでは子どもを生むのも、育てるのも母親ということが当たり前のようにありました。子どもを生むのは母親にしかできませんが、子どもを育てるのは家族、地域社会の役割でもあると思います。子どもは1人では育ちません。子ども及び子育て家庭を地域社会で守っていくことが大切だと思います。その為にも、望まない妊娠を減少させるために学童期からの「いのちの授業」が絶対に必要だと思います。女性が自分自身を大切にしていく為に興味本位や暴力による性交渉を廃絶し、誰からも祝福される妊娠、出産につなげていくことこそが、母子共の生命が尊重されていくと思います。
「加賀市生命尊重の日条例」と「いのちの授業」を一体として取り組んでいただきたいと思います。
【市の考え方】
お腹の赤ちゃんを大切にする機運を高めていくには、制定がひとつのきっかけと考えております。
子育てには親が、家庭が、地域社会が、子どもを大切に育て見守り続けることは重要であり、またその親自身も支えあう環境によって安心した子育てへとつながるものと考えております。そのためにも提案いただいたことも参考とさせていただき、いのちの大切さに関する啓発活動を行ってまいります。
2安心して妊娠・出産・子育てができる加賀市。妊産婦もお腹の赤ちゃんも社会の一員として尊重されるまちづくりをめざす今条例に賛成です。
3お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日条例(案)の趣旨に賛同いたします。
4日本一赤ちゃんを大切にする加賀市になってほしいので今条例に賛成します。応援しています。
5安心して妊娠、出産、子育てができる加賀市にして欲しいので賛成です。
6子供の命を尊重する事に大いに賛成します。応援します。
7赤ちゃんを大切にする加賀市になってほしいので賛成します。
8条例の制定におおいに賛成いたします。もう少し早い時期に案内があればもっともっと市民の皆様より賛成の意をいただけたと思います。
9加賀市生命尊重の日条例制定に賛成します。
10「お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日」に賛成です。妊娠して不安が少しでも軽減し、出産、育児と住みやすい加賀市になる事を希望します。
11弱い命をないがしろにしないための対策等「生命尊重の日」を応援します。
12加賀市民として新しい命が一人でも多く誕生する事を心より願っています。「生命尊重の日」大賛成
13条例の制定には賛成いたします。
14賛成します。
15賛成です。
16私は妊娠中に息子の病気を知らされ、どんな姿で産まれてこようと自分たちの子なので、育てていける!と思い出産し、育ててきました。なので「お腹の赤ちゃんを大切にする」という部分は良いと思います。しかし、息子とともに、ボランティアや講演活動をしていますが、ここ最近の子どもたちからは「死んだ人や」「近寄らないで、うつる」など心ないことばをあびせられるようになってきました(以前はない)。
「お腹の赤ちゃん」と限定せず、すべての大切な命を尊重する日にしてほしいと願います。そのためには、保育園から命の教育をしてほしいと思います。
【市の考え方】
お腹の赤ちゃんを「いのちの始まり」と考え、産み育てたくなるような環境整備や地域社会の意識を高めることが、次世代を担うすべての子どもたち一人ひとりに対して思いを寄せることにもつながるととらえております。提案いただいたことも参考とさせていただき、いのちの大切さに関する啓発活動を行ってまいります。
17・「お腹の赤ちゃんは母親の一部ではない」ということを知りました。
・親の都合で中絶される胎児が多くいることを知り、経済的な援助や心のサポートがあれば産声をあげられた赤ちゃんも沢山いたと思う。
・加賀市がいのちの始まりからすべての命が温かく迎えられる社会になってほしいと思います。・若い人達に知ってもらう機会を作り、伝えてほしい。
【市の考え方】
妊娠期の女性が持つ不安や悩みは心身の不調や家庭環境の問題など、多様であり、妊娠期から切れ目のない一人ひとりに応じた相談、支援に努めております。個々の相談対応と産み育てたくなるような環境整備や地域社会の意識の向上のために若い年代も含め、いのちを大切にする啓発活動として考える機会を設けていきたいと考えております。
18安心して妊娠出産子育てができる加賀市になってほしいので条例に賛成します。それが加賀市の人口増加にもつながるのではと思っています。
【市の考え方】
市は子育て環境の整備として、これまでも「子育て安心パッケージ」と銘打って子育て支援策を展開しておりますが、この制定がさらに人口増加にも影響するものと思っております。
19出産や育児、就学への行政の応援・支援は、少子化の今日、全国的に展開されているが、妊娠した妊産婦が安心して出産にまで至ることを行政が市民の先頭にたって支援する。素晴らしいことです。また、この条例制定は、妊娠中絶の減少にも歯止めとなることと思い、心より賛同いたします。安心して若い家族が住める環境づくりを、今後も一貫して支援して下さることを切に願って止みません。
20「生命尊重の日」がある事により少子化対策につながっていけばとても良い事だと思います応援します。
21条例等はないよりあった方が良いと思う。しかし、市としてどのような取り組みを進めるかが大事である。「子育て応援ステーション設置」とあるが、市民はどれくらい知っているか。市や他市の産婦人科と連携して広く妊婦さんにこのような施設がありますよ、こんなことをしています(ものすごく具体的に)というようなパンフレットを作り紹介してもらうことが重要であると思う。
【市の考え方】
平成28年10月から設置している「子育て応援ステーション」として、市内及び小松市の産婦人科や市内保育園等にリーフレットの設置及び新聞や広報かが10月号で活動の紹介をしております。また、母子手帳交付時には妊婦さんに相談を聞きながら情報提供をしております。今後も市民に広く伝わるよう、パンフレットの作成も含め周知をしていきます。
22なぜ、7月13日が生命尊重の日になったのですか。
【市の考え方】
7月13日は母体保護法の制定された日であり、母体の生命と健康の保護を目的としております。加賀市は母性の尊重とお腹の赤ちゃんも一人のひととして尊重されるよう「シンボルの日」として定めたものであります。
23条例の制定には賛成です。ただし、第2条の「生命尊重の日は7月13日とする。」については唐突に感じます。7月13日とする理由を分かりやすく記述したほうが良いのではと思います。
参考ご意見(市外の方の意見につきましては参考ご意見とさせていただきます)
24加賀市の「お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日」の制定に賛成するとともに、素晴らしいことであると思います。今を生きている私達は、一人の例外もなく全員が、それぞれの母親のお腹の中で40週(=280日間)を過ごして生まれて来ています。人は、お腹の中で過ごした期間も生まれて数年間の期間も明確な記憶はありませんが、幼児期以降にすくすくと逞しく育っていくためには、このお腹の中の40週間とその後の数年間を、特に大切に温かく扱ってあげることが不可欠です。人間にとって、この期間(胎児と赤ちゃん)は例外なく特に弱い存在であり、外部からの絶対的な保護がなければ、間違いなく生命は途絶えてしまいます。近年、日本国内において「生命軽視」と考えられる事件が頻発しており、「こんな状態で、日本は本当に先進国と言えるのか?」と悲しさと憤りを感じることが多々あります。そんな中にあって、加賀市が全国に先駆けて条例で「お腹の赤ちゃんを大切にする生命尊重の日」を制定することは、同じ県民として誇らしく、その意義はとても大きいと思います。必ず実現されんことを祈ります。
25賛成です。命は授かりもの、決して作るものではないと思います。胎児も人間。私たちと同じ一人の人間です。小さな命を大切にする条例案に賛成します。
26本条例を設置することの意義を、条例の実現化のために強いリーダーシップをとられた宮元市長の先進性とそのご努力に心から敬意を表します。他市にも波及することを期待します。
27素敵な取り組みに敬意を表します。日本一、石川県一で先がけて取り組みエールを送ります。我が市にも、日本の至る地にも、そんな条例が制定されたらいいですね。
28小さな命、弱い命がないがしろにされている現実を考えると、一年に一日でも生命の尊さ、かけがえのなさを再確認するそんな日があれば良いと思います。
29ある障害者の母親がこの円ブリオ運動に賛同しており私にメールがありました。大正時代の金子みすずの詩を述べ「みんなちがってみんないい」んですねとメールにありました。障害児を我が子に持つことは大変なことです。特別支援学校で長年仕事をしおり、その実態はよく理解しています。障害児が生まれる可能性は誰にもあります。円ブリオの趣旨を大切にするには、彼らが生を受けたあとのフォローを一層強めていく必要があるし、市政の方向や一般市民の理解と支援が不可欠であります。長く、金沢手をつなぐ親の会を支援してきて、生まれた後の周囲の理解支援の大切さを強く思っています。
30今生きているのも、不思議なご縁で活かされているのだと思います。講演会の講師である水谷もりひと氏は「両親がいてその前には2組ずつの夫婦というように30代くらいさかのぼって足し算をすると16億2453万8026人の先祖がいるのです。この中の1人でも欠けたら皆さんは存在しない」と言われていましたが、1人でもかけるとそれだけの人生が生まれないから少子化になるのもあたりまえだと思います。将来日本人は0人になるという人もいますが、国として人口問題を真剣に考える必要があると思います。
31胎児はれっきとした人間です。子どもの社会の宝、かけがえのない生命です。その生命を加賀市が先頭になって温かく迎えようとされていることに頭が下がります。加賀市が風穴を開けていただけたらと心よりお祈りしております。
32お腹の赤ちゃんと妊婦を大切にする今条例に賛成します。生命を尊重するまち。きっと笑顔あふれる住みやすいまちになるでしょう。
33加賀市による「お腹の赤ちゃんを大切にする生命尊重の日」制定に賛同します。お腹の中の小さな赤ちゃんにも私達と同じく、大切な命が厳然として存在します。この条例が日本中に広がる動きの第一歩となりますよう応援いたします。
34豊かな時代とは逆にいのちが軽んじられている様に感じられる昨今です。「お腹の赤ちゃんを大切にする生命尊重の日」が生命の大切さを考える日になる一日となると思います。加賀市から全国にいのちがあたたかく迎えられる社会になってほしいです。応援しています。
35以前に加賀市内在住の障がい児をもつ親子の講演で「産まれてくる子がどんな子でも自分たちの子供なら育てていけるね」との言葉に共感し、子どもたちや育児中の親、祖父母等たくさんの人々に対して、今年3月に「命を親子で考える一日」として、その親子の講演会を主催しました。会場には91名が参加し共感を得ることができました。今後も「この時代の子供たちにとって大切なのは何か」を考え、この親子の講演会を企画していきます。加賀市でもこの親子の講演会を開いてほしいです。
36赤ちゃんは天からの授かりものと言われる。命の誕生や選別は人間の支配する領域ではないと私は思う。すべての授かった命の大切さを考えるためにもすべての命の始まりである胎児の命を大切にする条例は賛成である。行政が望まない妊娠をした女性への相談窓口、経済的に妊娠や出産を躊躇う女性の支援、あるいは産前産後休暇の整っていない職場の女性のための子育て支援など切れ目のない支援をすることは女性にとって大きな力だと思う。逆境の中で生まれてくる命はもちろんすべての命は周囲の人たちの支えがないと守れない。加賀市の行政が積極的に支援することは理想の社会の実現のはじまり、第一歩だと思う。
37安心して妊娠、出産、子育てができる加賀市にしてほしい。生命尊重の日条例に賛成します。
387月13日は母胎保護法の定まった日とお聞きしました。加賀市生命尊重の日条例とすることで母胎保護法の現実を多くの人に意識してほしいと思いました。のぞまない妊娠で安易におろしてしまうことのないような加賀市になることはすばらしいと思います。
39生命はだれのもの?それは、一人の人格としてみとめる社会だと思います。生命尊厳の社会を築いていけたら良いと思います。