Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

春野菜のテリーヌ パセリソース

2013-03-12 06:33:20 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes

暖かくなったと思ったら今週のフランスは気温も下がり天候の崩れた週となるようです。でも心はすでに春になった気分 天候に負けず明るい御料理が作りたいと思いました。一部出始めた春の新野菜を使ってテリーヌを。人参 蕪 ブロッコリー。 そして日曜の村に野菜を売りに来るお百姓さん 今年初だよーとお勧めのそれは柔らかい空豆。 野菜が 本当に沢山入っています。

テリーヌといっていいのかなーと一寸考えました。クラフティみたいな感じはするけれど小麦粉は入っていないし。テリーヌとしておきましょう。中に入る野菜が綺麗にでるようにそして華やかになるように背景になるベースにはターメリックを入れて黄色の色を強調しました。(カレー粉だとくすんでしまうような気がしたので)

オードブルにしても良いし軽食にもしても良いのではないでしょうか?

10x28cmのケーキ型で焼きました。

       材料 6人分

   *人参 小4本 (300g位)

   *蕪 2 (300g位)

   *ブロッコリー 300-400g位)

   *空豆 又はグリーンピース 100g(私はクリーンピースが手に入らなかったので)

   *ミニトマト 写真の飾り用に使ってある本当に小さいもの10個

   *玉葱 大1(今日は色は落ちてしまったけれど紫玉葱を使いました)

   *大蒜 2片

   *ブーケガルニ

   *卵 6

   *生クリーム 山盛り大5

   *コーンスターチ 大1

   *グルイエールチーズ 70g

   *チキンコンソメキューブ 1個

   *塩 胡椒 ナツメッグ ターメリック 好みでカイエンヌ

   *オリーブオイル 大1

   *バター 大1

     作り方

1 玉葱 大蒜は微塵切り。 人参 蕪はサイコロ切り。 ブロッコリーは小房にして硬めに茹でておく。空豆は茹でて皮を剥いておく。ミニトマトは4つ切り。

2 鍋にオリーブオイル バターを熱し 玉葱 大蒜を炒め 人参 蕪を加え馴染むようにいためてからひたひたの水とコンソメキューブを加えブーケガルニを加えて軽く塩 胡椒 野菜が柔らかになるまで水分が無くなるまで煮る。冷まして置く。

3 卵をあまり泡が立たないようにでも完全にかき混ぜ コ-ンスターチ グルイエールチーズを加え軽く塩 胡椒 香辛料を加え滑らかになるように混ぜておく。

4 3の中に 2 とブロッコリー 空豆 ミニトマト も加え混ぜ味を整え クッキングペーパーを敷いたケーキ型に流し アルミホイルを被せて180度のオーブンで40-45分ほど焼く。

  最後の15分前にアルミホイルを取り除く。

パセリソースはいたリンパセリ一束さっと熱湯に通し手から冷水に通し水切り。 ヨーグルトに小量ライトの液体生クリームにマスタード 大蒜の卸したもの少々 塩 胡椒 オリーブオイル何滴か加え全部ハンドミキサーに掛けてムース状に仕上げる。

パプリカ など入れてもよいでしょうね。でも今日は春野菜がテーマなので.(あっ トマトは春野菜ではありませんね。ごめんなさい。笑)

荒熱が取れてから切ると綺麗に切れます。少し時間が置いた方が落ち着いて切りやすいです。前もって作り置きできるので便利です。 冷えたものそのまま食べても良いし 電子レンジで温めて食べても美味しいです。(切ったものお皿に載せソースも添え両方一緒に温めて食べても美味しいです。)

私は温かい方が好みかな?

この分量で焼くと 2cm以上厚さのもの12片切れます。オードブルに一人 2片ずつで6人分。一人分卵1個だから卵制限なされている方でも大丈夫ですよ、、、

 

 

下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。

そしてコメントとても楽しみに待っております。

にほんブログ村 料理ブログへ


身近の食用野草のサラダ

2013-03-11 07:54:22 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes

近年私が興味を持って観察している事の内に野生の食用植物 野草があります。雑草と呼ばれて終わったしまうのは可哀相なくらい健康に良いそして美味しい野草沢山あります。今日は庭に生えているものを摘んでサラダを作りました。(庭はぼうぼうなのだけれど除草剤は一切使用していませんのでご安心ください。笑)

野草はそれぞれ個性があるのでアクセントにベースにはあまり癖のないエンダイブを刻んでベースに。(庭にこれは植えたビーツの若葉も少しばかり加えました。)胡桃と鴨の燻製の刻んだ物も加えました。

今日加えた野草は、、、

Mouron des oiseaux

はこべ(なでしこ科)

Mâche, Doucette

ノヂシャ(オミナエシ科)

Fenouil

フェンネル(セリ科)

Plantain lancéolé

へらオオバコ(オオバコ科)

Plantain corne de boeuf

corne de boeufとは牛の角の事

牛の角のような形の葉なのでこの名前が

オオバコの種類(オオバコ科)

coquelicot

芥子(ケシ科)

Pissenlit

たんぽぽ(キク科)

Silène, Compagnon blanc

ヒロハノマンテマ,ホワイトキャンピオン(なでしこ科)

Violette

スミレ(スミレ科)

どの植物も若い時期の柔らかい若葉がサラダに入れて美味しいものです。(花 種 根を食べるものも数多くあります)

私には二人の尊敬する植物学者がいます。一人はフランス植物学 食用 薬用野草で 第一人者 François Couplain (フランソワ クプラン) 野草を料理に取り入れる興味を持つフランスの数々の大シェフ頃にMarc Veyrat とのコラボレーションは有名です)と一緒にコラボレート影響力を持つ方です。彼の頭の中は植物の百科事典のよう 何冊も数え切れないくらい本を出しています。

彼の一週間の研修には2度ほど参加しました。 採集してきた野草でそれはそれは想像豊かな御料理を楽しんで作りました。又ご紹介することがあるかも知れません。(野草を使って御料理を考えるのも私の先頃の興味なので。)

もう一人は隣の町に住む Anne Richard( アンヌ リシャール)アンヌはたまたまラロシェルの図書館で彼女の書いた本を発見、隣町に居しているというので早速電話をしてみたら野草研究の野歩きの講習が定期的にあるということで昨年から参加しています。

と言うわけで私の料理に使う野草は危険な物ではありませんよ。(笑)

 野に育つ物は生命力が強い物です。育てなくても生えてくるのですから。滋養分も豊富です。

野草の持つ個性的な 又はデリケートな味 がシンフォニーを奏で一口ごとに味わえる今日のサラダです。

美味しいビネグレット用意してくださいね。

 

悲劇の東日本大震災から二年経ちました。 数多くの犠牲者の方々、ご家族と共に心からご冥福お祈りいたします。避難生活にしのいでらっしゃる方々まだまだ沢山いらっしゃると聞いております。一日も早く普通のやすらぎのある生活に戻れますよう。 被害地の復興 皆様方の御健康 お幸せ 心から祈っております。

 

 

 

下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。

そしてコメントとても楽しみに待っております。

 

にほんブログ村 料理ブログへ

 


しっとりホワイトココナッツクッキー

2013-03-10 06:42:04 | デサート desserts

来週からは又寒さが戻ると言う天気予報信じれない春日和の暖かい土曜日でした。週末の疲れか太陽の暖かさか週末の買い物に出かけたくらいで何もせずぼんやり過した一日。白身が残っていたので冷凍してしまおうかなとも思ったけれど簡単なこのクッキー作ってみました。 必要な材料あまりなく簡単にできるクッキーです。 昨日の個性的なブラックなチョコクッキーと対照的にエレガントなホワイトココナッツクッキー。 ブラック アンド ホワイトの気分に乗って。(笑)

表面は焼け目が付いて白くないわとご批判があるかもしれないと思い断面の写真をまずに載せました。(笑)

しっとりとしています。バターおよび油は入っていません。勿論ココナツは油分が入っていますけれどね。(100g中 24.7g)

      材料 (10個分)

   *ドライココナッツ  1カップ (今日はアメリカ式 250ml)

  *砂糖 1/2カップ (125ml)

  *小麦粉 大1 (15ml)

  *卵白 1個分 (少ないと思ったら1/2個分 足してください)

  *塩 一つまみ

  *ヴァニラエッセンス 小 1/2

    作り方

1 全部の材料を混ぜる。 繋がらないようだったら白身1/2個分加える。

2 軽くぬらした手で 大2 位の大きさのお団子を作りクッキングペーパーを敷いた鉄板に間隔を離して載せる。手手押して少し平たくする。

3 根tして置いた180度のオーヴンで約 10分 綺麗な色が付くまで焼く。そのまま鉄板の上で冷ます。

ただただ混ぜて焼くだけです。

そんなに簡単なのと思いになるでしょ? 

週末のリラックス気分で作れる簡単なクッキー。私は(主人も)好きなクッキーです。訪れた家族が色々なお茶をプレゼント残していってくれたので今日のお茶の時間はより楽しいものになりました。

 

下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。

そしてコメントとても楽しみに待っております。

 

にほんブログ村 料理ブログへ


ひびチョコクッキー

2013-03-09 07:38:59 | チョコレート菓子 chocolat

ひびチョコクッキー 変な名前だと思いません? Biscuits craquelés au chocolat ,Cracked chocolate cookies が本来の名前です。ひび割れていますよね。ひびせんべいの感じでこの名前を勝手につけました。(笑) お菓子の好きなフランスの御料理ブロガーの間で人気のあるクッキーです。 写真を見た時綺麗だなーと思い作ってみました。有名な料理コーディネーターは一つの顔の実業家  Martha Stewartさんのレシピだそうです。(私は存じませんでした)

 今日は2度目です.実は我家屋根の工事中。瓦を全部剥がして取替え中。早一週間 屋根瓦のない家に住んでいるのですから(仮の防備はできているけれど)毎日雨が降らないように祈っていました。

3人の職人さん達とってもよく働いてくださって今日は朝遅くやってきたけれどお昼帰らないでサンドイッチをつまみながら休まず働いていました。重い瓦を屋根に運ぶ本当に重労働ですよね。 このところ家族の訪問で沢山御菓子を焼いていて匂いが屋根に上って迷惑ではないかと気を揉んでいました。そこで今日は主人に御菓子焼いて差し入れしても失礼じゃないかと聞いたら いいんじゃない、、、、、

と言うわけで再びこのクッキーを焼きました。ケーキよりつまみやすいし。 

一度めに焼いた時とひびの割れ方が 一寸違うみたい。でも今日のもなかなか愛嬌のある顔かな?

 

一度目 

本日焼いたもの

 

前書きが長くなりました。

     材料 24個分 (レシピでは30個分と在りますが2回オーブンで間に合うように24個にまとめました。)

   *ビターチョコレート (70パーセント)115g

   *小麦粉 90g

   *粉末カカオ(砂糖の入っていないもの)25g

   *ベーキングパウダー 小 1

   *荒塩 一つまみ

   *バター (室温に戻した柔らかい物)60g

   *カソナード砂糖 150g

   *卵 大1

   *バニラエッセンス 小 1/2

   *牛乳 40g

   *砂糖と粉砂糖 焼く前の仕上げ用

オーブンに入れて焼く前

 

       作り方

1 チョコレートを湯煎で融かし冷ましておく。

2 小麦粉 ベーキングパウダー 粉カカオ 荒塩を振るっておく。

3 バターと砂糖を白くもってリなるまで混ぜる。

4 卵とバニラエッセンスを加えそして融けたチョコレートを加え更にかき混ぜる。半量の 2 を加え牛乳を加えそして残りの反量のを加え混ぜる。

5 2つに分けラップに包み冷蔵庫で2時間寝かせる。

6 一つの塊を12個の 直径2,5cmくらいのお団子にわけ まず砂糖の中で転がしそして粉砂糖に転がしクッキンシートの上に離して並べ熱しておいた180度のオーブンで15分焼く。

そのまま少し冷ましてからグリルの上に載せて完全に冷やす。底の部分柔らかかった物が冷えてカリットします。

 

普通のお塩でなくて荒塩のため 一寸強調された塩加減がして中は本当にしっとりとして美味しいクッキーです。

蓋の閉まる缶の中で数日日持ちします。

 

おかげさまで今日の夜一応全部瓦はのりました。仕上げの工事が又月曜日から。(工事凄い音がするんですよ。瓦をはずしている間中ガーンガーンとハンマーの響きにいつ天井が落ちてくるかと滞在中の家族と皆で冷や冷やしていました)週末は主人と二人だけで音もなく静か過ぎて戸惑ってしまうかも。(笑)

 

下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。

そしてコメントとても楽しみに待っております。

 

にほんブログ村 料理ブログへ

 


フランスの冬美味しい根野菜沢山のコロンボカレー

2013-03-08 05:53:12 | 肉料理 Viandes

朝から輝かしい太陽の訪れ。本当に暖かい一日でした。冬の間も運動不足解消のため頑張ってなるべく自転車で買い物に走っていたのだけれど今日は寒がりやの私帰り道には手袋するの忘れましたよ。買い物に行く途中外に出て立ち話ししている人も多く見かけましたし。春ですね。人々の心も雪が解けて軽やかに。

 暖かくなってもやはり暖かい御料理 そして暖まる根野菜が食べたい気持ちなのでフランスの根野菜のコロンボカレーを作ることにしました。 このところアンティル料理頻繁に出てきますね。

コロンボはアンティル料理で 混合したカレースパイスの名 コーリアンダー、丁子、マスタード、サフラン、胡椒がベース、このスパイスを使った御料理をコロンボと言います。豚肉のコロンボ 羊肉のコロンボ 鶏肉のコロンボとか色々あります。アンティル産の野菜大きなスーパーに置いてあるものもあるけれど高価だし遠くから運んできた物は買いたくないしで 日本のようにバリエーション無いけれどフランスの根野菜を沢山入れて作りました。

   パネ(Panais)パースニップ

   ルタバガ (Rutabaga) (蕪のなのだけれど中は黄色蕪より緻密 スウエーデン蕪というそうですね。)

   トピナンブール(Topinambour)菊芋、

   人参 

   そして根野菜ではないけれど南瓜(今日のはジェルモンと言う栗かぼちゃより水っぽく甘味も少ないものです。)にパプリカ

本来の野菜はクリストフィン(Christophine)、マランガ(Malangas)里芋に似ています、青いパパイヤ(mange vert)、バナナプランタン(banane plantain)大きな加熱用のバナナに蕪とパプリカです。

根野菜天国の日本では 素敵なハーモニーのお料理ができると思います。

前にも南瓜の南瓜とポークのコロンボとしてご紹介いたしました。でも今回 異なるので記しておきます。

   材料 4人前 

   *豚肉 750g 同じ大きさに切り塩 胡椒 を振っておく

   *根野菜(上に掲げたもの(人参は一本 南瓜はこの半分位だけれど後上の写真全部入れました。唐辛子はちがいますよ!!!)沢山

   *パプリカ 1

   *ライム 1

   *大蒜 2片

   *セロリ みじん切り 大1 (なくても)

   *玉葱 大1

   *浅葱のような細葱 5本 (庭の野草の物使用)

   *タマリンド (今日は液状のもの)大3

   *赤唐辛子 1(上の写真の物 大きめです。種を抜いて小さな輪切りに)

   *コロンボ粉 大1

   *丁子 2

   *パセリ(今日はコーリアンダー)

   *塩 胡椒

   *酢 5cl 

   *向日葵油

  (後生姜微塵切り大1 私の好みで加えました)

これはアンティル産の唐辛子 香りも抜群ですが辛さも。我が家はよく使用します。今日は赤いの売っていなかったけれど赤い物が一番強力な辛さです。

        作り方

1 野菜は皆皮を剥き野菜の固さにより大きさを変えて大きめのダイス形に切っておく。

2 鍋に油をひき 豚肉を表面が綺麗に色が付くように焼く。みじん切りの玉葱 大蒜 浅葱 唐辛子 を加え塩 胡椒を振る。

3 野菜を加え丁子と酢を加える。コロンボ粉とタマリンドを加える。

4 全部が隠れるくらいの水を加え固形チキンブイヨンを1加える。

5 30-40分程煮込む。 南瓜が少しとろけてソースに厚みがでるくらいが美味しいです。

6 食べる直前にライムジュースをかける。パセリやコーリアンダー等の微塵切りを散らす。

 

お酢が入るのだけれど酸っぱくはなりません。嫌いな方は入れなくても。タマリンドも酸味がありますから。食べてみて何故かパースニップだけが酸味(美味しいという意味で)ほのかにしているとおもいました。

付け合せにはアボカドとトマトの角切りと紫玉葱 コーリアンダー 大蒜のみじん切りを塩 胡椒 レモン汁 とオリーヴオイル で合えたもの。マスタードも少し。カレーに唐辛子が入っているのッで唐辛子は抜きあっさり仕上げです。

 勿論白いご飯を添えていただきます。

今日はレンティル豆のサラダも在ったのだけれど昨日の残り物なので写真撮りませんでした。(笑)

 

 

下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださると とても幸せに思います。

そしてコメントとても楽しみに待っております。

 

にほんブログ村 料理ブログへ