2023.04.06撮影(Muscari latifolium ‘Grape Ice’)
これは、「幅広の葉のムスカリ」の園芸種で ‘Grape Ice’「グレープ・アイス」というものです。「アイス」というのは、上部の花の白さに言及しているものと思われます。
この園芸種は、わたしは去年の秋に庭に導入したばかりなので、これからどのように花開していってくれるか、わかりません。今のところ、花の色が3段になっていますが、最終的には、2段になるようです。
以下のサイトで、大きい画像の下に小さい画像が並んでいます。それを順番にクリックしてくだされば、花の変遷がわかります。
もうひとつ、2色に分かれるムスカリをご紹介します。これは、珍しく花が黄色いです。うちに前はあったのですが、この種はなくしてしまいました。また手に入れたいと思っています。
Muscari macrocarpum
撮影者:Agnieszka Kwiecień, Nova
撮影日:2019.04.14
オリジナルからの改変、なし
この黄色と紫っぽい色のムスカリは、Muscari macrocarpum「大きい果実のムスカリ」です。でも、ここで言う「大きい果実」というのは、このムスカリの球根(実際に大きい)に言及しているようです。
「大きい果実のムスカリ」の花は、「アルメニアのムスカリ」などのように、ふくらんでいません。花の形としては地味なのですが、変わった色の組み合わせが見る目を楽しませてくれます。
花はバナナのような匂いがするそうですが、わたしは気づきませんでした。
2022.09.29撮影(Muscari)
上の画像は、去年の9月末のものです。9月にムスカリの芽が出て、葉っぱが伸びてきた時には、心配しました。なぜなら、バンクーバーは全体的に見て「暖かい」あるいは「寒くない」とは言っても、一冬に数回は雪が積もるし、積もると数日間積もっていることがあるし、マイナス7度〜10度とかいうこともあります。
そんな日が続くと、こんなに早々と出てきた球根植物の葉っぱはどうなるのか?? 雪が降るたびにサザンカのツボミをなくしているわたしは、本当にヒヤヒヤしていました。
でも、なんのその、元気にツボミが出ていました。わたしが帰国して、家を留守にしている間に。
2023.04.03撮影(Muscari armeniacum)
これは、ご近所のムスカリなんですが、ムスカリ(上のは、「アルメニアのムスカリ」)がこんなに密集して花を咲かせていれば、見事ですね。わたしもそれを目指しています。
もう1枚画像をお見せしたいですが、それには、小さい軟体の生物ちゃんが写っています。実家の庭の、ムスカリの花を登っていくところを撮影しました。今日の記事の最後に載せますので、苦手な方は、最後を見るのをどうか端折ってください。
その「問題」画像掲載の前に、「あなたの庭にお勧めのムスカリ9選」という記事をご紹介します。英文ですが、画像が美しいので、よろしければどうぞ。
そのリストには、次のものが挙がっています。
M. というのは、Muscari の省略です。学名を記す時には、属名はこのようによく省略されます。
これらはみんな以前は Muscari に分類され、また、一般には「ムスカリ」と認識されているのですが、すでに、別の属に再分類されたものがあります。それを示しておきます。
どんどん学名が再編成されていくので、素人はつらいです。
1. M. armeniacum
2. M. aucheri
3. M. azureum … Pseudomuscari azureum
4. M. botryoides
5. M. comosum … Leopoldia comosa
6. M. latifolium
7. M. macrocarpum
8. M. plumosum … Leopoldia plumosum
9. M. paradoxum … Bellevallia paradoxa
では、ムスカリの花穂をよじ登る、かわいい模様と「ツノ」まで写っている軟体ちゃんをどうぞ。
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2023.03.23撮影(Muscari armeniacum)
食「害」があるのはわかっているんですが、わたし自身は、花を愛でるこちらの都合と、生活しているあちらの都合を両立させたいと思っています。
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