Living by Bay and Canal

登場人物:海くん(夫)、キリン改めタクミ(長男)、ちびちび改めてんちゃん(次男)、そして私(妻)。最近は、お弁当日記

山口その5つづき 田舎のレンタカー事情 後編

2012年08月25日 | Weblog
ところが、帰り。

朝8時05分の飛行機に乗らなくてはならない。
6時半にでるつもりが6時45分になってしまった。

でも、
空港タクシーで25分だそうだから余裕かもしれない。

と思っていたらまず第一の心臓ドキドキポイントがきた。
例の空飛ぶ新しい道である。
母ナビのおかげでその新しい道に入れたのだけど

方向があっているかどうか・・・
逆方向へ走っていたら取り返しがつかない。

大丈夫かな・・・?

「ねえ、あってる?」

「この道で大丈夫?」

「うん、これで合ってる。」

空港タクシーに1回乗ったことのある母ナビに頼るしかない

どうやら正しそうなので、ひたすら突っ走る。


ところが、第二の心臓バクバクポイントにきたのだ。
ナビにない新しい道から本線に戻るのだが、そこのICの入り方がわからない。
しかもその辺の道路標識には空港マークがないのだ!!

「広島方面」か「下関方面か」二つに1つ
山口市内から見て、宇部空港は下関寄りだった気がする・・・
そんな曖昧な知識であったが、

ええい!下関!」 ファイナルアンサー!

左!

左へ・・左へ・・・グルグルぐるぐる・・・ループを回る。

ループをおりた先の道が・・・え・・・?どこいくの・・・?

まっすぐ1キロくらいくると・・・なにかの会社の前行き止まりだーー!!

ひえ~、マジですか。ロスタイム。
そのあたりからはナビに載ってる道なので、ナビちゃんの言うことを信用して空港まで行けばいい。
待ってろ、飛行機ーーー

キリンにも協力してもらう。

「キリン、飛行機マークが出てきたら、ママにこっち、って教えてね。」
「わかった。」

車中の、女、子供、年寄りが一致団結。
こういうとき、キリンは冷静である。騒いだりしないのがありがたい。

「こっち!・・・・・こっち!」
飛行機マークを見つけて教えてくれる。

もうママはアクセルとハンドルを操作するので手一杯。
なんとか空港周辺についたのが7時半。でも!ガソリン満タン返ししなきゃ。

ここで最後の心臓ドキドキクライマックスの展開。

空港までの道にガソリンスタンドがない!
車を路肩に停車して、近くのガソリンスタンドを探す。・・・約800m。
よし、そこだ。
「・・・目的地周辺です。音声案内を終了します。」

・・・ってここなんか新しいデイサービスなんですけど GSつぶれたのか

もう、間に合わない。満タン返しはあきらめよう。
なんなんだ、このナビは。

空港のレンタカーのカウンターに走る。
その時点でもう、帰りの飛行機にお客さんを案内し始めたアナウンスが聞こえた。
「ご年配の方と、2歳以下のお子様をお連れのお客様からご案内いたします・・・」

カウンターのおっちゃんが、車を止めた場所に確認のため走ってくれた。
で、われわれはその間に大きな荷物をチェックインしなければならない。

自分の番が来たところでおっちゃんが戻ってくる。荷物をその場に放置してカウンターでまた返却手続き。

おっちゃんも事情を察して手短にすませてくれた。
満タン返しはできなかったけど、ガソリン代2000円で事なきを得た。ふ~。
でも最大の課題は無事、帰りの飛行機に乗ることなんだ

荷物をチェックインして、保安検査所に走る。
と、そこで同行してくれた母とバイバイ。かーちゃんは別の日に帰る。

保安検査所を通り抜け、なんとか最後の方のお客さん達と一緒にゲートを通過した。

危なかった・・・飛行機に乗り遅れるとこだった。
もう、これはどなたかに頑張ってもらわないと安心して旅行できないです。

車を貸してくれた会社がナビを新しくしていないのか。
田舎の道なんで、全国版のソフト自体まだ新しくなっていないのか。

Vitsを貸してくれたカウンターでは、新しい道の地図と、周辺のガソリンスタンドの印刷物は
ちゃんと渡してくれてたんだけどさ。
ハンドル握りながら地図はなかなか読めない物なんです・・・。

ああ、だれか、私たち旅行者のためにどうか頑張ってください。

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