静岡県の熱海といえば温泉街、悪く言うと廃墟街。
そんなイメージを抱きながら、熱海に訪れたのは2年次1学期のテスト期間中。
茶色い制服のまま小田急線に乗りこんでついには熱海まで来てしまったのです。
熱海のことをあまり知らなかったので観光案内所で資料をかき集めていると
熱海駅から1km半ほど湯河原方面に行ったところに“走り湯”というとこがあり、写真に
洞窟みたいなものが載っていたのでこれは行くしかないと思い、簡単な地図を頼りに探しました。
国道135号を進むのですが、左は崖・右は海というロケーション。
車通りは多いです。
コンビニが左側に現れるのと同時に看板が現れます。
右折するとすごく急な坂を下っていくと人気がなくて廃墟のような建物がそびえるので一時的に不安になりますが
それを過ぎると見つかりました。
海沿いの道よりちょっと奥まったところにあります。
写真の通り洞窟になっています。
ここは日本三代古泉の一つらしく、歴史は古そう・・・
この洞窟の中に源泉があり、70度の温泉が湧き出ています!!
出入り口からは湯気が出てきます。
洞窟の天井は低く、私くらいの身長だと腰をかがめて入らなくてはいけません。
中に入るとすぐにカメラのレンズが曇り、体中から汗が噴出します。
ものすごい温度と湿度です・・・
3、4歩歩くともう湯気で何がなんだかわからない。
やたらどきどきする。
洞窟内には温泉のふき出すブォコグォコという音が反響して神秘的。
洞窟の最後には中が広くなっていて、真ん中に噴出し口があって、ものすごい勢いで温泉が出ています。
湧きたての温泉です。
飛び込みでもしたら大変そうです。70度ですから^^
洞窟内に長時間いるだけでも蒸されてスチームボーイになりそう。
外に出ると外が不思議と涼しく感じます!
ちなみに“走り湯”の由来はこの温泉がまるで走るかのように勢いよく海に流れていくところから来たみたいです。
ほんの短い洞窟ですが、全国でも珍しい洞窟内の源泉。
一見の価値はあります!!
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