正しいものや美しいものを求めようと言うと、その基準が難しくなるが、価値の高低に関係なく・・
好奇心を保つことが大事だとなれば、この方針は明快である・・ただ、好奇心を保ちつづけることは、
それほど容易ではない・・世の中の出来事に・自然・人について、好奇心を抱き続けていることが、
若さの証明であることはわかっていても、ある年齢まで生きれば、大抵のことは分かった気がしてきて、
好奇心を失いがちになる・・それを老成などと言いつくろうからなおいけない・・・
人間の魅力で決定的なものは、形の上の美醜でも、才能でもなく、【生き生き】していることではないだろうか。
だが・・これは口で言うほどやさしいことではないし、考えてみると【生き生き】しているかどうかも・・
表面だけでは分からない、軽薄で騒々しいのとは、やはり違うし、表面はむしろ暗い感じでも・・
精神は【生き生き】している人がいたりするものだ・・・静かに燃えていて観察力や思考力が鋭いこと・・
それが【生き生き】していることだとでも言えばいいのだろうか❔・・人生の内面とは難しきかな・・・