深川の富岡八幡宮の鳥居をくぐると左手に
伊能忠敬の像がある・方位磁石を仕込んだ杖を手に
旅の第一歩を大きく踏み出してるその時の忠敬は55歳・・
蝦夷へと最始の測量に出た天文や測地などを本格的に学び、
家督を譲って江戸に移り住んだのが50歳である・・・・
現代に当てはめれば、会社を退職した後の60代なかばあたり、
新たな挑戦を開始し、70歳前後で世界に飛び出す、といった
感じだろう。第二の人生で後世に残る仕事を成し遂げた代表例だ。
日本列島214枚をつなげると30メ-トル四方より大きくなる。
団塊世代の全員が還暦を迎え超高齢化社会の昨今と喧しいけれど、
さらに上の世代も含めて、まだまだ老け込む時世ではない。
大図を描くために伊能忠敬が歩測した道のりは40000万歩にも及ぶ。
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