平和は富を作り、富は慢心を生み、慢心は戦争を起こし、戦争は貧苦をもたらし、
貧困は謙虚さを生み、その謙虚さが平和をもたらす・・
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現代の戦争は、これほど単純ではないが、それでも【風が吹くとオケヤがもうかる】話よりかは、
よほど必然性がある‥・・ところで、日本の現在はどうであろうか・・
生活が依然として苦しいのは否めないが、平和が富を作りつつあることはたしかなようだ。
そして、場合によっては自国やアジアや自由主義諸国の栄誉ある防衛の・・
ために立ち上がるべきだなんて慢心が、怒らないとは限らない・・・
時代錯誤の感無きにしも非ずだが、年配者には懐かしい「富国強兵」の四文字だが・・
【国を富まし兵を強くする】つまり国の財力を豊富にして軍事力を増強すること・・・
現代人が最も嫌がる国策が富国強兵である‥‥何しろ明治時代に我が国の国是として生まれた、
スロ-ガンだから、世界平和を祈念する時代にふさわしくない!・・・
ちなみに戦時中もてはやされた,挙国一致(国民が一つになること)・・国利民福・八紘一宇・
最近はめったに聞かないが、第ニ次世界大戦当時はすごかった・・・
どっちを向いても「八紘一宇」のオンパレ-ドだった・我が国の軍国主義が暴走し世界制覇の
野望の元に使われたスロ-ガンとし、一人残らずこの言葉を頭に叩きこまれたものだから、
武運長久・滅私奉公(私心を失くして仕えること)なども本来の意味はともかく今ではめったに
耳にしない・・・そう言えば建国記念日もその昔は「紀元節」と称して・・
紀元二千六百年・・・などと日本中が歌っていたっけ、私を含め年配の諸氏はご存じだろう。
財政に乏しいどちらかの国が、【反撃能力】という4字熟語により5年で43兆円の防衛増費に
四苦八苦の混迷状態で、国の災害復興に積み立てた復興所得税を国防の財源に使うとのことだが、
国利民福「国家の利益と民衆の幸福」につながるのだろうかね・・・・
アメリカさんの「核」の傘の下もヤバクなってきたんじゃない❔何はともあれ平和が一番だがね!