暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

児童手当て支給のカラクリ❔

2023-06-15 04:19:17 | 暮らしの中で


子供3人いれば児童手当が【最大1100万円】の欺瞞❔該当するのは3つ子の家庭ぐらいだ・・・
6月13日政府は児童手当や育児休業給付の拡充など盛り込んだ【こども未来戦略方針】を閣議決定をした。
支給対象を高校生まで広げ,第3子以降は月額3万円に増額することを表明に岸田政権は胸を張ったが、
その言葉をうのみにしていいのかは、不透明な部分が多すぎるというよりカラクリがある・・

内閣府ホ-ムペ-ジの【児童手当制度のご案内】を見ると、支給額を示す表の脚注に【第3子以降】とは、
高校卒業まで【18歳の誕生日後の最初の3月31日まで】の養育している児童のうち(3番目以降を言います)と、
明記されている3人兄弟の長男が高校卒業したら、三男は「第3子」ではなく「第2子」になり、
児童手当ての増額はなくなるということだ・・岸田政権が挙げた最大400万円増額し1100万円になるとは❔

下記に基づく計算になる・・現行制度で3人の子供がいる場合・・第1子について・・
0--3歳未満=54万円・月額1万5000円年18万円×3年間・・3歳‐小学修了期前108万円・月額1万円・年2万円×9年間
中学生36万円・月額1万円・年12万円×3年間‣・・・・第2子については・・第1子と同じ・・・
第3子について・・・0-3歳=54万円・月額1万5000円・年18万円×3年間・・・
3歳‐小学修了前108万円・月額1万円・年12万円×9年間・・・中学生=36万円・月額1万円・年12万円×3年間
3人の子供の684万円・・・新制度で3人の子供がいる場合高校生・月額1万円・年12万円×3年間・・
第3子年齢問わず月額3万円・・・・648万円・月額3万円・年36万円×18年間・3人の子供の場合【合計1116万円】
こうした計算を前提に岸田政権は・・3人の子供がいる家庭では、子供が高校卒業するまでの手当は1116万円になると言う。

しかし疑念が拭えないのは,第3子の定義を巡る問題だ・現行制度でも3歳-小学校修了前の児童手当は第3子以降の
増額はあるが3兄弟であっても、1番上の子が高校を卒業した歳にになると。2番目が「第1子」になり、3番目が「第2子」と
扱われ3番目の子ガ「第3子」として扱われる期間が限られる仕組みになっており【三男が第3子でなく第2子になる】・・・
現行制度のままだとすればどうなるのかとの問いには岸田文雄は会見で一切言及しなかった・・現行制度で18年間
受け取れるのは第1子の高校卒業と第3子の高校卒業が同じになる【3つ子や双子+同学年の年子だけ】のケースである・

具体的な数字の前に「最大で」と前置きの岸田文雄が、ウソではないと言うつもりなのだろうか❔一国の総理が
詐欺まがいの業者のようなセールスをしていると言われたくないなら、第3子の定義をどうするのか早急にすべきである。
二枚舌・・三枚舌の言葉のカラクリに。国民は騙されないようしっかり見守っていくべしである・・

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