竹中平蔵大先生の功績によって、小さな政府には、一部に大変な悪印象があるようです
正直、私も2001年頃には小泉純一郎氏に騙された口でして、この反省が終わっていないのかもしれません
この小泉政権ですが、構造改革という言葉の印象に騙されて、
要するに、一部の世界的な大企業に”のみ”有利なルールに...日本の形態が構造改革されてしまった感があります
大変遺憾です
なので、自らの反省を兼ねて(しかしまあ、小泉が”あんな”性格だったとは、当時はどうやっても知る由はなかったわけですが)
振り返って見ておきたい、そして、真なる小さな政府志向とは如何なるものかについて、きちんと明らかにしておきたいと考えています
今考えてみますと、小泉・竹中構造改革とは、
一部の外国勢力であるグローバル企業、グローバリストが
日本人の懐に手を入れる自由を推進するために、口当たりのいい言葉で世の中を洗脳していた
そういう、日本改造(改悪)計画だったのではないかと思います
彼らの一番欲しかったのは、日本の金融資産と企業(技術を含めた)そのものであったのだろうと思います
今はグローバリストを批判している保守の方々も、当時は小泉純一郎を応援していた人は多いでしょう
自らの判断もまた、間違っていた、ということをきちんと反省しておかないと
また同じ過ちを犯すのが人間なのです
私自身、小泉の言葉に騙され、判断を間違えていました...全て間違いだったとは言いませんけれども...
あまり人を批判するものではないかもしれませんが
小泉という男は、表裏の乖離が大きく、自己の欲望のために国を平気で売ることのできるような人であったと、今では思うところもあります
当時は、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイといった、グローバリストたちが日本の政策に多大な影響力を持っていた時代であり
小泉氏はグローバリスト、ディープ・ステートたちの意向通り、指示通りに動いていたようなフシがあります
話は変わりますが、戦前の日本経済は確かに良くなかった面もあるかもしれませんが
当時の政治家たちが資本家・株主たちの権限を制限することによって、経営者の理想に近い経営のできる環境が整ってもいました
資本家が株式の権限を行使しすぎることで、短期的な利益を追いすぎる面があったり
本来企業内に資産を蓄積しなければならない時期に株主配当を優先せざるを得なくなったり...株主の力が強すぎるとそういう弊害もあります
今は、株主と会社の関係がアメリカに近い形になっており、株主=オーナーとしての立場が強すぎ
グローバリストの資本家たちが、日本企業を買い叩くようなことが続いています
東芝なども、アメリカで原発事業を展開しようとして大損をし、経営が傾きましたが
経営が傾いたところを、株式を買い叩いて会社そのものを乗っ取り、技術と人材ごと奪い取る
まさにグローバリストの天下のような日本に変貌しつつあります
これらも、どうやら小泉・竹中構造改革の”成果”というやつなんでしょうか?
私は、今の時代を見ていると、本当にプライドばかりが高く、自らの過ちを反省しないがために、日本を危機に陥れている人たちが沢山いることを
大変危惧するものです
はっきり言いまして、財務官僚たちは、プライマリーバランスの黒字化が日本を貧困化させていることに気がついていると思います
国が貧困化し、多くの人が苦しんでいたとしても、自分たちの立場を優先することが、はたして人間としてのあるべき姿なのでしょうか?
話が随分それました、小さな政府の話でしたね
それはもう一度改めて日記に書いてみようと思います
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