安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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あれ?三橋先生がトーンダウンしてる(笑)

2021-04-16 08:54:34 | 政治
三橋貴明先生のこの動画、池上彰が財政破綻論者から転向しつつあるということで、喜ばしいことだと語っています

衝撃的な池上彰氏の寄稿!確かに、時代は転換しつつある [三橋TV第377回] 三橋貴明・高家望愛

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youtube#video

 


三橋センセは、「誰しも間違いはあることだから、黙って転向しちゃえばいいんですよ」とおっしゃっていますが
まことにその通り、間違っていたなら反省し、自論を変えて正しい方向に行けばいいんです
三橋センセ曰く、「繰り返し繰り返し言ってきたことが、徐々に実りつつある」のだそうです
そうであるならば、私もMMTが陥りやすい間違った方向について繰り返し述べていく必要性を感じました

でも。。。動画の中で、三橋先生がトーンダウンしているような気がするのですが、気のせいでしょうか?
「MMTは単なる理論であり、ポリティクス(政策)ではないので、政策については政治家が個別に議論していけばいいんですよ」
とおっしゃてます。。。その通りだと私も思います
でも以前の三橋先生はMMTポリティクス(ケインズ経済学)にまでどっぷり踏み込み、肩入れしていたような気がするんですが、私の勘違いでしょうか(笑)
もしかすると、繰り返し繰り返し「小さな政府」の正しさを力説・説明している人たちの努力により
回りまわって、大きな政府やケインズ経済学には「落とし穴」がある、ということに気が付いた可能性があるのではないでしょうか?

私は、トランポノミクスという本を、是非とも多くの人に読んでいただきたいし、そうすることで世の中は変わっていくと思いますが
トランポノミクスの著者であるスティーブン・ムーアとアーサー・ラッファー教授にも、貨幣論において間違いがあることは認めます
「国債を発行するということは国の借金が増えることであり、将来の国民がその借金を払っていかなければならない」
という言葉の中に、貨幣論について勘違いがあるのは認めますが
それでも、「国の事業は国が貨幣を発行して行えばいいんだ」という考え方も
仏教でいうところの「中道」を外れた、極端な考え方であることは理解する必要があります
MMTには、自己責任を完全に放棄する「無責任」を助長する因子(危険性)が、常に伴っているのです

国のお金の使い方にも、二種類があって、両者は重複している点もたくさんありますが
国が国民の懐にお金を入れる。。。特に社会保障費を増やしていくことは、これはコスト(経費)に使われていくということであり
継続的に必要なお金(経費)は、コストカットすることが難しいということもまた事実なのです
これは何を意味するかというと、将来的にインフレが起き始めた時、貨幣発行を削減することが難しいということを意味します
次回はオバマノミクスに見る、大きな政府がなぜ経済成長を阻害するかについて説明したいと思います

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