安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

山口薫先生の公共貨幣論とデジタル人民元とMMT

2021-01-27 00:27:41 | 政治
今回の日記は江夏まさとしさんのこの動画が参考になりますのでぜひご覧下さい

習近平はなぜ香港を押えつけ、アリババ集団を支配下に置いたか。それは、デジタル人民元で国民を監視し、最終的にはドル基軸通貨への挑戦の野望がある。ジャック・マー(江


えー、今回の日記で、私は一つの問題提起をしたいと考えております
いま世界の水面下で起こっている権力闘争は
まだ当分のあいだ、決着がつく状態ではありませんけれども
今回の大統領選を通じて、よくわかったことがいくつかあると思います
その一つは、世界の覇権を握るためには、いくつかの要素がある、ということが明らかになったことです
一つはもちろん、国の軍事力です
もう一つは国の経済力
大まかに分けてもう一つが、国のマンパワーと金融の力です

トランプ大統領は実質上のアメリカ軍の統帥権を持っていたことから
宇宙軍を創設し、軍事力を増強して、中国に対抗しました
また、アメリカの経済力を強め、逆に中国の企業に高い貿易障壁を設けて経済的にも封じ込めを行いました
そして、スパイ活動や違法な政治ロビー活動を抑制し、共産党員の入国や活動に強い制限を設けました。
また、金融的にも人民元を封じ込める戦略を実施しました
トランプ大統領の戦略は実に見事であり、強い者の戦略。。。強者の戦略をとっていました

今回、トランプ大統領の敵として立ちはだかったのは、馬淵睦夫元大使の、世界の権力構造の説明をお借りすると
ディープステートと中国共産党、この二つの勢力です
この二つの勢力は、ともに「少数の指導者による大衆のコントロール」を目指していることから、利害が一致し
二つの権力の共通の敵、トランプ大統領を追い落とすことで、明らかに協力したわけです
両者が生きるか死ぬかの戦いを演じたおかげで、誰が買収され、脅されているのか?それが明らかになりましたね
今回トランプ大統領が一番苦労したのは、この二つの勢力の「資金力」と「マンパワー」でした
ディープステートとCCP(中国共産党)が結束して行っていたのが資金力を使った「買収と癒着と脅迫」です

では、これから先、我々がこの腐敗勢力と戦っていくためには、どのような考え方が必要でしょうか?
一番の方法は、彼らの戦い方の攻撃パターンをきちんと勉強し、そして多くの人に周知することです
彼らの資金力は一体どこから来るのでしょうか?
それはやはり、ディープステートにおいては、通貨発行権が大元にあります
トランプ大統領も、同じことを考えているでしょう
彼らはお金を稼ぐとき、何かを売って儲けるなどということを考えません
資金力に物を言わせ、奪いとってしまうからです
ですから、その資金力の源泉にあるもの、通貨発行権を取り上げることをまず考えるはずです
とはいえ、中央銀行(FRB)を解体させるなどということは容易にはできません
それこそ。ケネディーの時のように、大統領を暗殺してでも阻止してくるでしょう
ですが、FRBを解体せずとも、ほかに方法はあります
つまり、それが新貨幣の発行です

連邦政府は大きな赤字を作っているので、FRBに対する支払いを凍結停止して破綻させる方法があります
その前の準備として新たな共和国を作り、新貨幣を発行し、旧紙幣のドルとの交換を行います
新たな通貨をデジタルと紙幣の相互互換貨幣とした上で、新たなドル紙幣の発行を禁じます
つまり、元同志社大学教授、山口薫先生が発表した公共貨幣(シカゴプラン)です
現在ドル建てで発行している国債は、新政府が条件をつけて新貨幣で買い取ればいいのです
もしくは、日本政府のような外国政府なら、新貨幣建てで支払いを約束すればいい
ただ、旧アメリカ政府がFRBから借入れたお金は債務不履行にすればいい、ということになります
そして、アメリカに対して攻撃を仕掛けた黒幕には制裁を課し、ドル資産の凍結を行えばいいのです
経済は相互関係なので、貿易相手国を完全に凍結することはできませんが
CCPとチャイナは分けて考え、CCPには制裁を行うべきでしょう
アメリカにはそれができます。。。その理由は、まだアメリカが世界で一番強い国だからです

ここまでが公共貨幣論ですが、次に重要なことを考えましょう
CCPがなぜいま、デジタル人民元を広げようとしているのか?そしてそれは世界に広がるのか?
という問題です
デジタル人民元発行の目的は、江夏さんもおっしゃているように、人民元の基軸通貨化です
「便利になる」ということを謳い文句に、人民元を持つ者が増えれば基軸通貨化すると考えていると思います
デジタル人民元を基軸化させることを防ぐことはできます
それは、多くの人にデジタル人民元の危険性を認知させることで、基軸化を防ぐことが可能です

ここで考えなければいけない問題があります
なぜ、人民元を基軸化させてはいけないのか?ということです
今回、アメリカでは多くの政治家がチャイナマネーによって毒され、腐敗し、不正にまみれました
これを考えれば、人民元を基軸化させる危険性は容易に理解できるはずです
つまり、CCPのような一党独裁の全体主義が基軸通貨を持てば、世界中が腐敗まみれになって防ぐことができなくなります
CCPは人民元を発行し放題だからです
これまでディープステートの中の国際金融資本家たちが行ってきたロビー活動を
こんどはCCPが世界中に仕掛けることができるのです
だからこそ、人民元の基軸化は、何が何でも阻止しなければならないのです
基軸化した通貨はインフレを起こしにくいので、その資金量は膨大なものになってしまうでしょう

最後に、通貨発行権と信仰について話します
関係ないと思われるかもしれませんが、大事なことなので触れておきます
トランプ大統領がなぜアメリカに保守的な信仰教育を復活させようとしているのか?
それは、信仰教育が賄賂や性的誘惑からくる腐敗から身を守るからです
CCPを見れば分かるように、通貨発行権を国が取得したとしても、それが正しく使われるとは限らないのです
そのことは知っておくべきでしょう
山口薫先生が公共貨幣という本の中でおっしゃっていることの結論は
国が通貨を発行すれば、国が借金で悩むことがなくなり、年金や社会保障費が不足することもなくなり
国民の未来はバラ色になる。。。ということです
しかし、私はそうは思わない
国がお金をどんどん発行すれば豊かになる。。。というのは間違っています
間違えてはいけないのは、「豊かな国とは真面目で勤勉で、努力をする人がたくさんいる国」なのです
国を豊かにするために必要なのは、本当は一番に「二宮尊徳精神」なのです
いま日本で流行しているMMTに一番欠けているものも、実は二宮精神、資本主義精神です
資本主義精神とは積小為大、つまり、勤勉に働いてお金を貯め、それを投資して大きな成果を作る
という考え方です
MMTは単なる技術論です。。。そこに精神性が欠けてしまえば。。。それは単なるソーシャリズム
つまり社会主義になるのです
社会主義とはバラマキ。。。つまり買収であり、人間が腐敗することだと知らなくてはなりません
MMTを利用するのも結構なのですが、根底に哲学がなければいけません
少数の者の利益のために通貨発行権が利用された場合は、悲惨なことになるということを理解するべきです

そこを問題提起して、今日の日記の締めくくりとします

それではまた、With Savior !!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バイデン氏、ワシントンの”た... | トップ | アメリカの腐敗の真の原因は... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事