安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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三橋TVはいつも私に知識と課題を与えてくれます

2021-04-24 07:39:53 | 政治
日本経済の選択と集中という言葉の誤解についての三橋さんの動画です

OGPイメージ

日本国家や日本企業を弱体化させた愚かなる「選択と集中」[三橋TV第381回] 三橋貴明・高家望愛

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私が定期的に三橋さんの動画に焦点を当てるのは、貨幣論について、正しい知識を、「知るべき人」に対して広げたいこともあるわけですが
もう一つ、貨幣論の事実性だけに焦点を当てていくと、「国が誤った方向へ行く可能性がある」ということに、警鐘を鳴らしたいがためです

数回前の日記において、私が書かなかったことをお話ししましょう
貨幣論の事実性だけをとって「税金は国の予算の原資ではない」、つまり、税金と政府の予算は関係ない、ということになりますと
では「税とは何なのか?」、「何のために税金が必要なのか?」ということが問われるわけです
これをMMT的に回答を出せば、税とは「インフレ調整機能」ということになります
つまり、世の中に出回っているお金の量を、インフレ率によって調整するための機能的な制度として必要、ということになるわけです
これ、実はとても危ない考え方だと私は思います

まず、税率を調整するというが、その税率をだれが決めるのか?の問題になります
おそらくここで「様々な税金があるけれども、人間が恣意的に決めた税率に、はたして公平さはあるのか?」という問題と
「人間による計算で、果たしてインフレとデフレの抑制がきちんと調整できるのか?」という問題がでてきます
こうなりますと。。。おそらく最後には、「市場経済のあらゆるデータを入力したコンピュータとAI(人工知能)によって決めたらいい」
という議論が出てくる可能性すらあるように思うのです。。。複雑な税率計算を、人間が決めるのは無理。。。ということになると思うのです
一見、公平でいいように見えますが、しかし、この議論が出てくることは、実は非常に恐ろしいことだと思います
一言でいえば、人間がAIのはじき出す結果に支配される社会ということです

三橋さんのおっしゃられていることは、まことにごもっともで、政府はインフラ整備などにもっと投資すべきだと私も思います
ただ、「何が当たるか分からない」的に、あらゆることに、政府が投資を拡大することには疑問を感じずにはいられません
その最たるものが、社会保障費です
これを際限なく増やしていくと、将来、必ず悪性のインフレを招くことになると思います
ハイパーインフレじゃありません。。。考えられるのは、不況とインフレが同時に来るスタグフレーションという状態
その状態は、政府の機能が肥大化しすぎて、規制が増えすぎて経済が停滞し、また、人間が怠惰になることでも起こります
今日、公共投資を増やすのはいいことだと思います。。。ですが、
政府は、公共投資を増やす必要があるが、逆にその機能をできるだけシンプル化し、小さな政府を目指さなければならない
これが私の考える、経済政策の方向性です

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